あすかっちの声「ソージツ!何ぼーっとしてる!指飛ぶぞ」
ソージツ「あっ」
あすか「作業は今日はおしまいにしよう、疲れてるんだろ」
ソージツ「あ……いや……今ちょっと」
あすか「……気になる女の人がいる?へー、珍しいねー」
ツヨシ「芸能人でいうと誰に似てる?」
ソージツ「た、滝川クリステルに似てる。中華料理屋で鍋振ってるんだ」
あすか(右奥)「ま、無理だな」
ツヨシ(右前)「うん、無理だ」
ソージツ(左)「夏休み入ってから毎日ずっと通い詰めてるんだけど……」
ソージツ「男勝りで格好いいんだ。餃子持ってきてくれたりラーメン持ってきてくれたりして近くなるとドキドキする」
ツヨシ「何か思い詰めてるね」
ソージツ「彼女が鍋振るった料理はすごく美味しく感じられるんだ。店に通って彼女がいないと、料理、味が全然しないんだ」
あすか「そうか。じゃ、今からソージツの未来の彼女の顔を拝みに行くぞ」
ツヨシ「そうだね!滝川クリステルとかいって実際観たらチータとか」
あすか「ありえるありえる」
ソージツ「……」
そして。
ツヨシ「あんな美人がそばまでラーメン持ってきてくれたのにだんまりはないでしょ」
あすか「しかもお会計もしどろもどろだし。射止めたいなら何か行動しろっての。それにしてもほんとに滝川クリステル似だったな、もういっぺんみんなで行かないか?」
ソージツ「……いい。どうしても声がかけられない」
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てっきり滝川クリステル似なんて勘違いと思いきや、まさかの美人であすかっち達、応援したくなったようです。しかしソージツくんこの手のことに奥手、一言もあいさつを交わせないまま撤収……。
ソージツくんは早稲田実業に通う高偏差値少年ですが、好きなタイプの女性に会うとぎこちなくなってしまいます。
IQの高い子どもは、早いうちに難しい計算が出来たり漢字を読み書きできるようになり、しばしば授業を真面目に聞かずクラスから浮いた存在になりがちです。そうしてコミュニケーション能力を磨けないと後々大変です。
ソージツくんは普段、だんまりです。
子供の頃、いろんなことがあったのかもしれません。
ソージツくんはもともとペットワークスの六分の一男子図鑑のエイトくんです。ドールをお迎えするずいぶん前からキャラクターは決まっていて、「早稲田実業の友達とツヨシくんとあすかっちで発明」をよくやっていました。
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