久美子「あ、あすかっちなに広げてるのよ!」
あすか「セーラー服のコレクション。虫干ししてるの」
久美子「こんなに集めてどうするの?」
あすか「夜中着て遊んでる」
久美子「これ、あんたが第一志望だった中学のよね?なんで持ってるの?」
あすか「それ偽物。本物はライン3本」
久美子「これ、ずいぶん襟が大きいわね」
あすか「セーラー服の襟にも色々あるんだよ。それは名古屋襟っていうタイプ。涼宮ハルヒの制服も名古屋襟」
久美子「これ、すごく普通ね」
あすか「スカーフ留めつきの3本ラインの、一番スダンダードなやつだよ」
久美子「このスカート、普通のと違うわ」
あすか「前箱ヒダっていうタイプだよ。一般的なのは車ヒダっていうの」
あすか「私の学校のはジャンパースカートに関西襟セーラーのボレロ。コストかかるから来年度からの新入生は普通のになるらしいよ」
久美子「ああ~、これ可愛いわね」
あすか「他にも持ってるけどとりあえずこれだけ干した」
久美子「変態ね」
あすか「そうだ、久美子ちゃんも何か着てみなよ」
久美子「じゃあ一番普通のでいいわ」
あすか「はい鏡。似合う似合う」
久美子「ここまで暇じゃなきゃこんな遊びに付き合ったりしないんだけどねっ」
ツヨシくんが入ってくる。
ツヨシ「わっ、昭和のスケバン!」
久美子「だからこういうのイヤだったのよ~誰よツヨシくんにスケバンなんて言葉教えたのは」
あすか「別に恥かかせる気はなかったんだけど……普通に可愛いと思うよ」
=============================
セーラー服、お好きですか?
コドモのうちしか着られないから、ブレザーよりセーラー服の制服が着たかったですね。というあなたや、どんなふうになっているんだろう?と思っているあなたに朗報。
こんな本があります。
今まで読んだ中で一番詳しい本です。↑
ブレザーも紹介してありますが、セーラー服にかなり力を入れています。
よろしければ、お読みください。
<禁・無断複製転載>