あすか(左)「あけましておめでとう。って雰囲気じゃないね」
ツヨシ(中央)「冬休みの宿題のレポ、少し難しいの選んじゃったからね」
ソージツ(右)「どんなの?」
ツヨシ「温室効果ガス防止にいい発電方法は何か」
あすか「正月早々聞きたくないネタだね。今のところ太陽発電ぐらいしかないよ。太陽発電、水力発電、風力発電、地熱発電が今のところクリーンだけど」
ソージツ「……太陽発電以外は難しいぞ」
ツヨシ「水力発電はどう?」
あすか「これ以上ダム造る場所がないよ」
ツヨシ「じゃあ、風力発電は?」
ソージツ「壊れやすいし建てられる場所が限られる。一定の風が吹かないと回らないし台風なんか来た日にゃアウト」
ツヨシ(右)「地熱発電は?」
あすか(左)「ちょっと高いけど火山国の日本には魅力的。ただし、日本の観光に大打撃を与えることになる。温泉を潰すことになる」
ツヨシ「えー!」
ソージツ「お年寄りの楽しみを犠牲にするか、このまま世界のお偉いさんから嫌味を言われ続けるか、どっちも地獄だよ」
あすか(左)「そもそも、こんな話はきみじゃなくて政治家の仕事だよ。我々にも関係ない」
ツヨシ(右)「あすかっちは言ってもいい立場だろ」
あすか「きれいごとはもうひとりの中学生作家、浦沢姫華の出番だよ。私にそんな依頼来ないよ。お年寄りの楽しみや観光で食べてる人たちの仕事を奪うわけにはいかない」
ソージツ「ツヨシ、お前が温泉潰す提案したら日本にいられなくなるぞ。とにかく無難に太陽光発電でまとめろ」
ツヨシ「……残念だけどそうするよ。地球ってどうなるの?」
あすか「それも我々とは関係ない。地球最後の日が来たらお腹いっぱい奈良のたこ焼きと、チーズバーガーを食べる。それだけだ」
ツヨシ「ぼく、本当に残念だよ」
ツヨシ「じゃ、また」
あすかっちの母・ノンコさん、初詣から帰る。
ノンコ「ただいま。誰か来てたの?」
あすか「誰も来てないよ」
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
正月には聞きたくない話ですが、毒気が最近足りない気がしたので。
多少おかしかったり大げさな表現がありますが、子供が喋っていることだと思って笑ってこらえてください。












