あすか(右)「お母さんの無料数学塾?お母さん、今日は緑中の裏の教会に行ったよ。もうすぐ帰ってくるけど」
キラりん(左)「あすかっちは行かないの?」
あすか「私、9時から仮面ライダー観たいんだ」
ゆきな「録画すればいいじゃん!」
あすか「録画が面倒くさい。これはリアルタイムで観たい」
ゆきな「あすかっちも一緒に行ってあげたほうがノンコ先生喜ぶんじゃない?」
あすか「あいにく聖書はもう頭に入っているんでいまさらだよ」
あすか「ま、まあ紅茶飲もうよ」
ゆきな「ここんとこずっと心がチクチクしてて……今日、お母さんに内緒で来たの」
あすか「そうだろうね」
キラりん「うちは今日になって、更生するの手伝ってあげなさいって言われたわ」
あすか「あたしゃ不良少女か」
あすか「ま、どう思われてもいいんだけど。お母さんずっと教会通ってなかったからなあ~。さすがに行きたくなったらしい。栄町の教会やめてずいぶん経つけど栄町のほうに今更、顔出せないって、緑中の裏のほうに行っちゃった。いいのかね。お母さんには悪いことしちゃったな」
キラりん「そっちどお?体育、公立は体育、柔道か剣道かダンスか選ぶんだよね?それとも全部必修?」
あすか「うちのガッコ変わってるから参考になるか分からないけど、柔道にした。黒帯の体育のセンセを一本背負いしたら、組んでくれる人いなくなっちゃった。うち弱っちぃセンセしか来ないんだよね」
二人「……でも、黒帯でしょ?」
ノンコさん帰宅。
あすか「お母さん、お帰り」
ノンコ(右)「あら、ふたりとも来てたの」
キラりん「数学教えていただきに上がりました」
ノンコ「いいわよ、いらっしゃい」
ゆきな(左)「あすかっちのぶゎかー!なんの相談もなく緑中行っちゃって、こっちがモヤモヤしてる間、新しい友達作って仏像喫茶でゲラゲラ笑ってるんだもん、ワケ分かんないよー」
あすか(右)「ごめーん。でもあの時のきみは相談できる状態じゃなかったからね」
ゆきな「でも突然すぎ~」
あすか「この話はよそうよ、もう終わっちゃったことじゃん。それより近況を聞かせてくれよ」
ゆきちゃん宅。
ゆき母「ゆきな!行っちゃいけないって言ったでしょ。不良と付き合うような子はうちの子じゃありません」
ゆきな「じゃ、勘当して。あすかっち不良じゃないもん。私、二度もあすかっち裏切れない。学校違っても、一緒にパーティーが出来なくなっても、友達でいる」
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ゆきちゃんとキラりん、どうやらこれからもあすかっちとお付き合いしてくれそうです。
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