テルコ「久美子、2学期とっくに始まってるのよ。学校行かないの?」
久美子「行きたくない」
テルコ「このままだと留年よ」
久美子「行かない」
テルコ「また転校する?」
久美子「とにかく行かない。行っても私は変われない。変われない限り学校が苦痛なの。もう行かない」
テルコ「久美子。中3なのよ。あと少しで義務教育終わるの。ちゃんと卒業して」
久美子「行かないったら行かない」
テルコ「そんなこと言わないで、お願いだから、ねえ」
あすか「伯母さん、学校は命をかけてまで行くところじゃないよ。しばらくこのままでいいじゃない」
テルコ「だめよ、この子は一日中あすかちゃん家でぼーっとして、バイトにも出なければボランティアもしない。何も習いごとしない。これじゃ将来、どうなるか心配だわ」
あすか「そういう時期があったっていいじゃない。追い詰めちゃいけないよ」
テルコ「せめて高校は行ってほしいわ」
あすか「いま、フリースクールや大検って手があるじゃない。勉強はいつでも出来るよ」
テルコ「この子は華やかな世界をラクして手に入れたいって子なのよ。そんなの真面目に勉強するわけないじゃない」
あすか「分かんないよ、そんなこと。げんに音痴を自力で直したでしょ」
テルコ「興味あることはね。でも社会じゃそういうの通用しないから」
久美子「あたし、自分のことは自分で決めるわ。勉強キライだけどもしその気になったらやるわよ。好きにさせてよ。いまはつらいの。大検とるから」
テルコ「……もう知らないわよ、お母さんにはどうにも出来ないから」
久美子「あすかっち、PCブルーライトカット用のメガネ、かけっぱなしよ。なんかまぬけだわ」
あすか「あ、ほんとだ、忘れてたよ」
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久美子ちゃん、どうやら学校で上手くいっていない様子……いじめ?勉強キライ?女子校イヤ?理由は今ははっきりしませんが、どうしても学校に行きたくないようです。
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