大鐘さん「高峰さんじんましんで大変だったんですって?」
ノンコ「どなたからお耳に入ったのかしらお恥ずかしいですわ」
大鐘さん「アインシュタイン先生からよ」
ノンコ「そうですか(あのおしゃべりめ)」
大鐘さん「八戸さんの奥さんが、お盆に旦那さんの実家に行くのがイヤなあまり、全身にじんましんが出来てしまったことはご存じ?」
ノンコ「いえ、初耳ですわ」
大鐘さん「ご主人とお子さんだけ帰省されたそうよ」
ノンコ「そ、そうですか」
大鐘さん「もう全身まっ赤っかになっちゃって」
大鐘さん「私の若い頃はそんなことでへこたれなかったのに、今時の若い人ったら」
ノンコ「あら、百ちゃん」
百鬼丸「(お前誰だがうがう、お母さんが冷や汗かいてるぞがうがう、変な話するながうがう)」
大鐘さん「んまっ、なんなのこの猛犬」
ノンコ「百ちゃん、おやめなさい」
百鬼丸「がうがう、がうがう」
大鐘さん「んまっ、しつけも出来ていないのね。そもそも犬は外につないでおくものよ」
大鐘さん「おいとまするわ。ご近所の皆さんがどう思うかしらね」
ノンコ「えっ」
ノンコ「百ちゃん、お客様の前ではお行儀よくしてね。きっと私を守ってくれたんでしょうけど、あの奥さん何喋って歩くか」
(その日の夕方)
あすか「なんかすごい話みんなしてるよう。うちが土佐犬飼い始めて、それが猛犬で、大鐘さんのスカートの裾咬みちぎって追い返したってことになってるけど、土佐犬どこにいるの?」
ノンコ「そんなの居ないわよ!話を回して歩いてるうちどんどん大きくなってしまったんだわ!もう表歩けない~!」
あすか「そう?」
(仏像喫茶にて)
マチルダ「ふーん、土佐犬じゃなかったのね」
あすか「とんでもない、うち柴犬だよ。しかも噛みついたりなんかしてないよ、どこでどう尾ひれがついたんだか」
マチルダ「大鐘さんおしゃべりだもんねー」
マクレーン「なーんだ、土佐犬じゃねえのか、つまらん。あとで見に行こうと思ったのに」
あすか「マクレーンまでそんな話まともに受け取ってたの?」
マクレーン「お前なら土佐犬飼いかねないから面白いと思ってたんだぜ」
あすか「冗談じゃないよ!うち柴だっつーの」
(再びあすかっち宅。)
ノンコ(右)「今、うちライオン飼っていて、大鐘さんの太モモ咬んで大鐘さん52針縫ったってことになってるらしいんだけど。誤解を解こうとすると逆に面白おかしくなっちゃうから、あすかちゃんは黙っててほしかったわね」
あすか(左)「そうだね。すごい誤解だね。でも保健所と警察来たらまずいから修正しようと思ったんだけどね」
百鬼丸「くーん」
ノンコ「このぶんだと、あさってにはうちで人喰い熊でも飼ってることになりそうね」
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今回、長くてスミマセン。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
なんとまあ、大鐘さんのお口と耳は何で出来てるんでしょうね。
おしゃべりパワーおそるべし。
変な伝言ゲームになっています。
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