ヤオ「よ~あすかっち、シケたツラしてんなあ」
あすか「ヤオか。仕事中だ」
ヤオ「変な仕事だな、赤ん坊と向かい合って」
ヤオ「タンがスタンフォードに行っちまったんで、オレも退屈してるのよ」
あすか「だったら赤ん坊の様子を見てみな」
あすか「この赤ん坊達は妊娠5ヶ月で生まれてきて、すでに身長が50㎝あった。また、母親以外の人間にも笑いかける。ソファにおいても落ちない。母親のストレスを軽減するためのデザイナーズ・ベイビーだ」
ヤオ「え?そうなの?」
あすか「だれがこんなの作ったんだろうな。うちでちょっとだけ預かることになったけど、人類の脅威になるかもね」
ヤオ「オレ難しいこと分かんねえから」
あすか「飼い犬飼い猫体調悪いのに、アルフレッドがこんな仕事とってきちゃってさ。お前が園児だった頃はもっと大変だったんだぞ」
ヤオ「オレ、その時のことあんまり覚えてねぇよ」
あすか「私にゃ来るたび恐怖の日々だったよ」
ヤオ(右)「仕事多すぎなんじゃないか?ここんち金持ちって聞いてたけど」
あすか(左)「私だって森星や森泉みたいな生活したいよ!でもお母さんが学費と執事以外お祖母ちゃんに援助頼まないんだ。さらにナタリーさんが子守の話を聞いて『ママは中学2年生』って怪しいタイトルの子守の小説書けって。冗談でしょこんな笑えないタイトル」
ヤオ「あすかっち、一見小5ぐらいにしか見えないからなあ」
久美子「あすかっち、その子誰?」
ヤオ「おれヤオ。ベトナム系フィリピン人だよ。ママはこの近所で看護師やってる。園児の頃あすかっちに世話になった」
久美子「ベトナム人には見えないけど。あたしあすかっちのいとこの久美子」
ヤオ「あんたとは会ったことねぇよな、よろしく」
久美子「あすかっち、あんた仕事のほかに勉強してるでしょ。1~2時間しか寝ないショートスリーパーよね。アイドルやったほうがいいんじゃない?」
あすか「あっちはもうけが薄い。報酬いいレオン先生の仕事は命がけだし、ナタリーさんがとってくる仕事は『ワケあり女子白書』に載ってるようなものばかり。こんな生活やだよー」
ヤオ「じゃ、また来るぜ」
久美子「アンタがショタコンだとは知らなかったわ」
あすか「誰がショタコンだ」
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初期の頃散々あすかっちを困らせた双子男子・タンとヤオ。
報酬はよかったけど、そのストレスからか、あすかっちは中2になってもお母さんのノンコさんより背が大きくなりません。
プロの保育士は国家資格ですが、時給が素人のベビーシッターと450円しか変わりません。生活に困らず仕事できるるよう、国も考えてほしいですね。










