パンを踏んだ娘(改稿済) | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

シスター・クラレンス(奥)「今日は『パンを踏んだ娘』のお話をいたしましょう。あるところに、貧しい母と金髪の美少女インゲルが住んでいました。母はインゲルを奉公に出しました。インゲルは高慢で自分の美を鼻にかけている少女でした」

 

シスター・クラレンス「奉公先から休暇をもらったインゲルは、お土産にパンを持たされて、道を歩いていました。するとそこにぬかるみが。インゲルは新しい靴を汚したくなかったので、もらったパンをぬかるみに放り込み、踏んで渡ろうとしました」

 

あすか(右)「そしたらパンの上に乗せた足がどんどんぬかるみから地の底へ落ちていき、インゲルは地獄の底に沈んだんだ。彼女はそのまま身動きできず、彼女のした行為は地上で『靴を汚すまいとて、パンを踏む、心おごりした女の子』と歌に歌われ、地上の全ての人から何百年にもわたって罵られ笑われた。でもある日、インゲルに同情してくれる女の子が現れた。女の子は『インゲルが天国へ行けますように』と一生、毎晩祈ってくれた。傲慢だったインゲルの心は、融かされ、胸は後悔でいっぱいになった」

クリスタル(左手前)「食べ物を粗末にするなんて、バチ当たって当然だと思うけど」

アンバー(左奥)「そうね、後悔しても遅いわね」

 

あすか「インゲルは灰色の小鳥に生まれ変わり、その後パンくずを拾っては他の鳥にあげていたんだ。自分はちょっとだけ食べて、大部分は他に配り続けた。そして、ある日太陽に向かってまっすぐ飛んでいった。おしまい」

 

クリスタル「どうしてインゲルは人間に戻れなかったの?」

あすか「たとえ許されても、当時の価値観ではパンを踏んだ罪は決して消えることはないんだ」

クリスタル「ふーん」

 

あすか「あ、エヴァンズさんの足音だ。アンバー、クリスタル、時間だよ」

双子「はぁ~」

ゆきな「……」

 

ゆきな「あすかっち、なんて言っていいやら……その、ごめん。イタズラばかりしてたり、子どもと遊んでると思ってたけど、あすかっち子ども嫌いだったのに、ちゃんとチャイルドシッターの仕事してたんだね」

あすか「いや、私はワケありの子どもしか扱わないんだ。普通の子どもが苦手だから」

ゆきな「あすかっち1日1~2時間しか寝てないってほんとだったんだね。キラりんにあすかっちの仕事見に行けって言われて、ちょっと分かった」

 

ゆきな「楽して儲かることなんてないんだね。あすかっちこのあとは?」

あすか「コラム1本と、予習復習終わったら寝る」

ゆきな「そっか。泊まっていい?」

あすか「いいよ」

 

あすか「ぐおー、ぐおー」

ゆきな「あすかっちのいびきうるさくて眠れないよ~」

 

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上記のおとぎ話は、アンデルセン童話のものです。小さい頃に読んだものを思い出しながら書いたので出典がどこか分かりません、すみません。それから、ラストではインゲルは灰色の鳥から白い鳥に変わって飛んでいったそうです。

 

あすかっちとゆきちゃん、仲直り今度こそできたかな?

          

 

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