ナタリーさん(左)「え?あすかっち自分で『天上の虹』買っちゃったの?じゃ書評書くつもりはないってこと?」
あすか(右)「書かない。1~2巻目は惚れた腫れたで退屈だけど3巻め以降から面白くなった。だけど登場人物がみんないい人過ぎて誰にも共感できない」
ナタリーさん「ふむふむ」
あすか「あと、登場人物が多すぎてさらにどれもそれぞれの愛を強く主張しすぎてその愛が重い。お互い気を遣いすぎ。内戦の話も地図と文字だけじゃ臨場感ない。7巻から11巻まではこの人が何をなしえたか説明することに終始して、ほぼ歴史の参考書になっちゃってる。イチ読者としてはこの話読み返す気になれない」
ナタリーさん「まー、酷評ね。作中に出てくる万葉集のほうはどうだった?」
あすか「そこから登場人物の心情を推し量る能力は素晴らしいと思うけど、それは頭のいい読者にしか伝わらない。でも、今言った言葉は私の立場では公に出来ない」
ナタリーさん「なるほど、ちゃんと読んだのね。でも作家はもっと貪欲でなきゃね。作者がかなり偉い立場の人だし、往年のファンからの反感はあるでしょうけど、あすかっちがそう感じたんならそれでいいと思うんだけど」
あすか「せっかくの改元お祝いムードに水を差したくないんだよ。センセだってこんな子供にそんなこと言われたくないだろうし」
あすか「ナタリーさんなら分かるでしょ」
ナタリーさん「作家がそんな弱気でどうするのよ」
あすか「こういう本の書評は、もう一人の優等生的中学生作家が書くべきだと思う」
ナタリーさん「あすかっちはこの世界じゃいい子にならなくていいの。もっとも学校ではめちゃくちゃな生徒だって聞いてるけど…」
3時間後。
あすか「あれ?さっき私が喋ったことが「Web小説不快」でそっくりコラムになってる~!」
あすか(右)「ナタリーさん、ひどいよ、ボイスレコーダーで録ってたなんて」
ナタリーさん(左)「まともに書評になってたでしょ。原稿料ちゃんとあげるし本のお金も出してあげるから本屋さんの領収書ちょうだい。いい、もっとふてぶてしくなりなさいよ」
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「天上の虹」のファン及び作者の先生すみません、怒らないで~。
残念ながらあすかっちの感想はこんなことになっちゃったけど、先生が一所懸命資料調べて自分なりに解釈してそして強く美しく優しく描き上げたことはこの私がなにより知ってるから、そして生き方のお手本のひとつの参考になるってことも分かってるから怒らないで~!
この本、賛否両論分かれると思うけど、好きだと感じるかどうかはヒロインに共感できるかにかかっているので、強い女性なら楽しく読めると思います。








