久美子「え?この子誰だっけ?」
あすか(右)「何言ってんだよ、志麻子ちゃんだよ」
志麻子(左)「この人誰?」
あすか「志麻子ちゃんのほうは、今の時間軸に生きてる志麻子ちゃん。金髪は私の従姉妹で久美子ちゃんっていうんだよ」
久美子「あたしゃ金髪がトレードマークかい」
あすか「いつも来てた志麻子ちゃんは、タイムスリップしてきた21歳の志麻子ちゃんだよ。忘れた?」
久美子「タイムスリップなんて出来るわけないでしょ」
志麻子「最近、私のほうからは未来へ行けなくなちゃったみたいで…」
久美子(右)「馬鹿馬鹿しい、付き合ってられないわ」
あすか(左)「信じたくなきゃ、信じなくてもいいよ」
志麻子(左)「21歳の私は、今どうしているの?」
あすか(右)「君が望んだとおりの未来で暮らしてるよ。ただ、ちょっとお金に困ってるけど」
志麻子(右)「それぐらいなんてことないわ。21歳の私は幸せ?」
あすか(左)「カツヤくんの空手道場を切り盛りしてるよ」
志麻子「わぁ~」
志麻子(右)「一番最近会った時はどうだった?」
あすか(左)「カツヤくん、アメリカに武者修行に行って豚コレラに罹ったって。それから21歳の志麻子ちゃん来てない」
志麻子(前)「お願い~タイムスリップさせてぇええ」
あすか(後)「今の志麻子ちゃんは、もう未来には行けないんだよ。行ったら帰ってこられないんだ、また未来が変わっちゃう、タイムループしちゃうんだ」
志麻子「カツヤくんが心配~」
あすか「いつものことだってきみも知ってるだろ、今頃はたぶんもう治ってるよ」
志麻子ちゃんが帰ったあとで。
久美子(右)「あの子どうしたの?」
あすか(左)「家までアルフレッドが送っていったけど…。よく考えてみたら今まで普通に大人になった志麻子ちゃんがこっちに来てたり今の志麻子ちゃんが未来に行ってたことのほうがおかしいんだよね」
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今頃気づいてどうするというものでもないですが、とりあえず金を貸せと言ってくる人がもう居ないであろうことは間違いありません。
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