あすか(右)「…でね、ピョートル1世はちょっとでも歯が痛いという人を見つけたら、片っ端からヤットコで引っこ抜くもんだから、みんな陛下の前では痛い歯があっても我慢して顔に出さなかったの」
アンバー(左)「歯医者さんの居ない時代って大変なのね~」
クリスタル(左奥)「なのね~」
アンバー(左)「で、ピョートルの腹違いのお姉さんはどうしたの?」
クリスタル(右)「たの?」
あすか「ソフィアは修道院を抜け出して叛乱起こしたんで、捕らえてさらに脱出できない修道院に送られちゃった。ついでに皇妃のエヴドキアも修道院に送っちゃった。これについては諸説あるけど、エヴドキアも皇帝暗殺を企てたって。内部にも敵の多い皇帝だよね」
アンバー「かわいそう。そのあとお嫁さんもらわなかったの?」
あすか「もらったけど、浮気されたらしいね」
アンバー「子供とかいなかったの?」
あすか「この子供も皇帝暗殺を企てたんで処刑されちゃった」
アンバー「ツイてないのねえ~ピョートル1世」
あすか(右)「で、ピョートル1世はある冬、座礁している船を見つけて、水に落ちた乗組員(諸説アリ)を助けるために冷たい川に入って…自分の体力を過信してたんだね、風邪引いて熱出して死んじゃった。まだ52歳だったんだよ」
アンバー(左)「えー、そんな?人よすぎ~!ホントの話?」
あすか「ホントの話。これにてピョートル大帝のお話おしまい」
あすか「さて、次はなんのお話にするかねぇ~?」
アンバー「ロマンチックなのがいい」
クリスタル「いい」
あすか(右)「あっ、ツヨシくん」
ツヨシ(中央)「あすかっち、急いで来たんだけど…もうピョートル大帝の講義終わっちゃった?」
アンバー(左)「今終わったよ~残念だったね」
ツヨシ「うー、学校に出すレポート、ピョートル大帝の話にしようと思ってたから来たのに。次、何の講義?」
あすか「では、次は安定のマリー・アントワネットのお話!」
(拍手が起きる)
ツヨシ「え~っ」
ツヨシ「あすかっち…人が悪いよ、ぼくにマリー・アントワネットのレポート書いて学校に出せっての?」
あすか「別にきみのために講義してるんじゃないんだが。ピョートル大帝の情報なら本屋か図書館行けばいくらでもあるだろーに」
ツヨシ「ぼく、読書は苦手なんだ」
あすか「手っ取り早く、タダで、とか美味しいこと期待するなよ!」
ツヨシ「そこをなんとか!」
あすか「しつこい!」
( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)
学童保育に入れてもらえないアンバーとクリスタル(報酬アリ)に、手抜きでレポート書こうとするツヨシくん(報酬なし)。あすかっちの世界史講座はどこへ行く?
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