久美子「え?『赤毛のアン』のミュージカル行かないの?なんで?あすかっちアン好きじゃん」
あすか「アルフレッドが、モンゴメリ嫌いでね。理由はモンゴメリがレイシストだったからなんだけど…。なんか車出してって頼みづらいし、その後の会話でアンの話が出たりすると感じ悪いし」
久美子「なんで使用人に気を遣うのよ。そこまでする必要ないでしょ。うちのお父さんが車出してくれるわよ」
あすか「だからさ、上手く言えないけど、アルフレッドはもう家族みたいなもので…」
あすか「なんというか、はっきりあそこまで発言した人に対してアンの舞台観に行くって言うのも…アキレス伯父さんの車だったとしても同じことだよ、いずれ話題に出るよ」
久美子「あたし、あすかっちと舞台観に行くの楽しみにしてたのよ。感想言い合えるかと思ったのに」
あすか「ごめんね」
あすか「この埋め合わせはするから」
久美子「『放浪記』や『雪国』じゃやあよ。ヨーロッパものにして」
あすか「分かった」
久美子「じゃ、お母さんと行く」
翌日。
アルフレッド「お嬢様、執事に遠慮することなどないのですよ。好きだったら諦めるよりも相手を説得するほうへ頭を使ったり、こっそり行ったり、方法はいくらでもあるものです。私はむしろそのほうが健康的だと思いましたが…お嬢様は主従の枠を超えて考えてくださったのですね、申し訳ございません」
あすか「私達を気味悪いと考えている人の書いた本を読んでも、心から楽しめないだけだよ」
アルフレッド「同志と言うべきでしょうか、男の友情と受け取っておきましょう。私もお嬢様の苦手な『小公女』を読まないことにいたします」
あすか「え?そこまでしなくていいのに」
アルフレッド「男の約束です」
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お堅いアルフレッド、お堅いあすかっち。
これも友情の一種なのでしょう。
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