浜ちゃん「あすかさんの学校、入試で3日も休みあったんですか?うらやましい~。私、新学期始まってから、学校行ったり行かなかったりなんですよ」
あすか「学校つらいの?」
浜ちゃん「はい。…というか、学校行く意味が見いだせなくなってきました。私、アウトカーストですし、一緒に給食食べてくれる人いませんし、もう、クラスメイトとも話全然通じないんですよ。趣味も合う人いませんし…何かのスターになってバンバン稼げるとも思ってませんし」
あすか「うーん、そっか」
浜ちゃん「ノンコ先生には言わないでくださいね?教師と生徒ではルール違うし。夢とか愛とか勇気だとか成長とか、あれこれ言われても分かりませんし、ほら、何が幸せで喜びかって分からなくて」
あすか「アンパンマンの歌だね?」
浜ちゃん「ええ」
あすか「分からないまま終わってもいいんじゃない?」
浜ちゃん「は?」
あすか「学校へ行く意味が見つけられなくても、喜びが何か分からなくてもいいと思う。全部の人がキラキラしてるわけじゃないから」
浜ちゃん「…」
あすか「私、アイドルが好きでAKBいっぱい応援したけど、キラキラしてない子はいないなんて言うのはきれい事。他人から見てキラキラできたのはほんの一握り。『ファンの皆さん、愛をありがとう』『とても幸せです』『みんなとがんばってきました、これからも応援してください』って紋切り型のセリフを言って卒業していくけど、トップの子でもその後、芸能人としてどれぐらいの子が活躍できてるかな。ファンも『夢をありがとう』って言って、その後どれだけ応援し続けられる?一瞬の輝きのためにがんばるのもいいけど、世の中ほとんどの人はそんなんじゃない」
浜ちゃん「厳しいですね」
あすか「うん。いま、きみのクラスでカーストの最上位にいる子だって、学年が代わってクラス替えになったらその位置保ち続けるのにどれだけの努力が要るかな。自分の性格じゃないのにテンション高いキャラ演じたり、みんなが離反しないよういろんな画策したり。そのためにガッコへ来られなくなった子が出ても罪悪感感じないようにしたり。みんな自分で自分を苦しめてる。学校って悩み苦しむだけで成長も出来ないならそんなつらい思いしてまで行くところかな」
浜ちゃん「…行かなくてもいいって言われるとは思いませんでした」
あすか「人生は選択肢たくさんあるからね。全部の人が社会的に成功できるわけじゃないしそれを維持できるわけじゃないから。好きなものがみんなと合わないなら無理に合わせる必要はないよ。浜ちゃんは思ったことをはっきり言っちゃう人だし、そのためにトラブることもあるけど、それを魅力的だと思ってくれる人は必ず現れるよ」
浜ちゃん「なんだかいつものあすかさんじゃないですね。変なもの食べました?」
あすか「いや、とくに。ただ、人の一生の間で、悩むだけだともったいないなと思っただけ」
浜ちゃん「私は悩むだけ無駄だと分かりました。じゃ」
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浜ちゃんは翌日から学校へ行き始めました。一人給食だそうですがいまは気にしていないようです。
あすかっち トトコオリジナルリナ改
浜ちゃん キャッスルリエ











