あすか「きぃ~っ!なにこの中学生作家のプロフィール!私と同じトシで、同じてんびん座!好きな作家も吉村昭って一緒じゃないの!デビュー作にサイバラさんの表紙つけてもらって、羨ましい、くやしい!ハラ立つわ~~~~~!」
ナタリーさん「だからあすかっちにはこの作家のことは伏せておいたんだけど…見つけちゃったんじゃしょうがないか。ただね、この子は3年連続して12歳までの子供向けの小説のコンクール大賞獲ってるの。落選しまくったあすかっちとは格が違うのよ。だからあすかっちがヤキモチ妬くのはちょっと相手が大きすぎて」
あすか「みずみずしい感性だの中学生とは思えない洞察力だの、中学生中学生ってみんなで持ち上げて!こちとらみずみずしい気持ちなんて小3の時にジジイの介護してて捨てたわよ~~~~くやしい!」
ナタリーさん「すごいネガティヴなパワーが伝わって疲れてくるからやめて」
あすか「ネガティヴにもなるよ。この子もいまカトリック女子校に通っててさ、そっくりなんだもん」
ナタリーさん「知ってる。偏差値はあんたの学校のほうが20ばかり上でしょ、なんで嫉妬するの」
あすか「あの偏差値で作家になれるなら私こんな苦労しなかった」
ナタリーさん「あすかっち~~~~学力と文才は別だから」
あすか「私、文才ない?」
ナタリーさん「文才が無いとかじゃなくて、読者のだれもあすかっちのこと中学生だと思ってないわよ。日本中の不幸全部集めて佃煮にしたようなものばっかり書いてるじゃない。あすかっちの読者層はなぜかシニアだし、こっちの子は初々しくて、全然違う畑じゃない。嫉妬することないよ。もっとはっきりいえば、イマドキのか弱い中学生のハートを掴むには過激な表現を抑えて、柔らかで優しいお話を書かなきゃ売れないわよ。あすかっちの書くものってしなくていい苦労をした人に共感されやすいんだからそういうものだと思って」
あすか「…それはしかたがないけど、自宅近くに図書館があって、たっぷり本が読めて、想像力膨らませて、幸せな子供時代だったんだなと思うとちょっとうらやましすぎる。私は小4まで自衛隊の官舎にいてなんにもないところだったから図書館行くのに往復80分かかった」
ナタリーさん「お祖母様の画がすごい額で落札されなければ今のあすかっちはないってわけね」
あすか「お祖母ちゃんの七光りと言われようがなんだろうが、書かせてもらえるようになっただけありがたいと思ってるよ」
あすか「ただ、小説のほうのデビュー作にだれもみずみずしいなんて言ってくれなかったし、中学生らしい素直な…とかだれも下駄履かせてもらえなかったよ」
ナタリーさん「そういうのは後々足かせになるわ。あすかっちにそういうのは必要ないの。だってあすかっちが今まで体験してきたことは、当たり前の小学生にはありえないことばっかりだったでしょ。お母様は身体が弱くて寝てたから、隣の駅の認知症のお祖父様のおむつ替えるのに小3の間、半年間近く学校へ行ってなかったり、そのお祖父様に襲われそうになったこととか、子供がしなくていい体験だらけでしょ。でも小説にならいつか役に立つ時が来るわよ」
ナタリーさん「デビューが華々しければいいとは限らないのよ。あすかっちが今話題になってなくても、将来は分からないわ。とにかく書いて書いて書きまくって。望むならその子との対談組んであげる」
あすか「いーよ、まだ。今の私じゃ憎まれ口利いちゃう」
ナタリーさん「それはないわね。あすかっちは多分、腹の中何を思っててもニコニコしてるわよ。最近分かったけどね」
あすか「嫉妬で見苦しくてもいいと思う?」
ナタリーさん「そういう時期があるのは仕方ないわ。いいと思う。そしてまたそのジェラシーをドロドロ小説に仕上げて腹黒い私達を楽しませてちょうだい」
あすか「んじゃ書く」
ナタリーさん「たくましいわね」
あすか「とにかく負けたくない」
ナタリーさん「うっわ、ドロッドロ。今回は自伝ぽい学校ものに伝奇的なことも入っているのね。あすかっち、ポスト坂東眞砂子だわあんた」
あすか「使えそう?」
ナタリーさん「ばっちり」
ナタリーさん「あすかっちがここまで本気見せるなら、私もあすかっちをあの子より有名にしてあげるわ」
あすか「ナタリーさん、そのへんはよろしく」
ナタリーさん「張り切るからね」
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ですが、企画は通りませんでした。編集部は中学生ブームを反映させてか「もうちょっとピュアなものを」と要求してきたのです。残念。
すみませんもう眠いので寝ます。
皆様のブログ巡りはあとで。。。おやすみなさい。
あすかっち トトコオリジナルリナ改
ナタリーさん モモコドールタータンシンドローム















