あすか(右)「ただいま」
アルフレッド(左)「おかえりなさいませ。奥様は胃の具合がお悪くてお部屋で休んでおられます。誰も近づけるなとのことです」
あすか「そんなに悪いの?」
アルフレッド「ブスコパンが効かないほどですから」
あすか「あれより強い胃薬ないのに!夜中の往診?」
アルフレッド「ま、そういうことになりますな」
アルフレッド(奥)「食べ終わったら片付けは私がやります。お嬢様はここで静かにしていてください。大きな音を立てないように」
あすか「うん、分かった」
久美子「ノンコ叔母さん具合悪いの?あすかっち心配かけすぎなんじゃない?」
あすか「そうかも」
久美子「…反論しないんだ」
あすか「私は大丈夫だよ、気にしないで」
テルコ(左)「あすかちゃん、みんなで百人一首しない?」
あすか(右)「んー、ありがとう、でもそういう気分じゃないの」
テルコ「そうよね」
久美子の声「あすかっちー」
あすか「ん?」
久美子「あたしここにいるから」
あすか「じゃあ、本棚の本好きなの読んでいいよ」
久美子「お堅いかグロいかで読む気起きないわー」
あすか「まあね。宿題終わったら遊べるよ」
久美子「あすかっち、ゲームないの?」
あすか「プレ2がどっかにある」
久美子「骨董品ね。人の部屋来て何を言うかってかんじだけどさー、その呪われた剣士像、持ってる刀の先が目に飛び込んできそうで気になるわ」
あすか「目薬差したら?」
久美子の声「…あれ?」
あすか「押し入れに片付ける。気が散るから」
久美子「片付けるとは思わなかった」
あすか「呪われてるからね」
久美子「あすかっち、聖書丸ごと暗記してるあんたが、こういう時どうして祈らないの?一緒に祈ろう、そしたら叔母さんきっとよくなるよ」
あすか「そうだね」
あすか「主よ、母の苦しみを癒したまえ」
久美子「叔母さんの胃が治りますように」
久美子ちゃんが帰ったあとで。
とろちゃん「に~」
あすか「とろちゃん、ほんときみは悲しい人や寂しい人が好きだね」
あすか「いい子だね」
翌日。
ノンコ「どうにかよくなったけど、心配させたわね」
あすか「うん。でもみんなよくしてくれたから」
ノンコ「胃じゃなくて過敏性大腸炎だったのよ。先生が丁寧に診てくれたし」
あすか「『ひと晩』って」
ノンコ「大丈夫よ、アインシュタイン先生は前立腺癌やってるから妙なことないわ」
あすか「あの先生それでもお母さんにベタ惚れだもんね、どおりで」
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ノンコさんは無理を重ねているようです。
うちの母も今日具合悪いのですが、これで治ってくれたらと考えました。

















