あすかっち、授賞式から1週間。
あすか「あれからもう2週間も学校行ってないしお風呂も入ってないし服も着替えてない!何とかして岬さん」
岬さん「なら、原稿を早く終わらせて」
あすか「あと半ページで終わるよ!言ってみただけ!」
岬さん「騒がれたもんねえ、『中2とは思えない筆致のおぞましい愛憎劇を描く鬼才現る!文学界にセンセーション!』って」
あすか「天才じゃなくて残念だよ」
岬さん「大丈夫、天才ははハタチ過ぎればただの人だけど鬼才は固定ファンがつくから」
あすか「こんなに仕事くると思わなかったよ、はあ、終わり」
岬さん「やればできるじゃないの」
あすか「もう今日はこれ以上書けないよ」
岬さん「あら、誰か来たわ」
ツヨシ「あすかっちー、コンサート終わったから遊びに行こう…お姐さん誰?」
岬さん「あなたこそ誰?先生は執筆中よ」
ツヨシ「先生って?」
岬さん「そこにいるでしょ」
ツヨシ「あすかっち?」
岬さん「…あら?あなたどこかで見た顔ね。つい最近…そうだ」
あすか「2週間前に新人賞獲って、作家デビューしちゃった。そしたら仕事が次から次へ…」
ツヨシ「2週間ずっとピアノ弾いてたから知らなかったよ、おめでとう」
あすか「ありがと」
ツヨシ「遊びに行こうよ~ぼくもやっと今日時間出来たから」
岬さん「あなた騎士元ツヨシくん?天才少年ピアニストの?」
ツヨシ「天才かどうか知らないけどピアニストです」
岬さん「すごいわ!二人はどういった知り合いなの?」
ツヨシ「幼なじみです」
岬さん「…なんて物語的展開なの!」
岬さん「今度インタビューさせてくださる?」
ツヨシ「マネージャーを通してくれたらいいです」
あすか「『君の名は。』でも行くか」
ツヨシ「うん」
岬さん「じゃ、原稿もらっていくわ。先生お疲れ様」
あすか「これでマトモに人間やれる-。風呂あがったら映画だ」
ツヨシ「ん?なんだこれ」
あすか「うちのではない。まただ、あの人」
ツヨシ(左)「お姐さーん、カギ忘れてます~」
あすか(右)「またか。岬さんってこういう人なんだよなあ」
ツヨシ「あすかっちの周りってさ、けっこうこういう人ばっかじゃない?」
あすか「どうだろ」
先が思いやられます。
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