ゆきな(右)「あすかっちー、誕生日プレなにがいい?」
あすか(左)「うーん、3週間以上先だけど…そういえばコルトガバメントの新しいグリップが欲しい~着せ替えてこそのガバだし」
ゆきな「ん~残念だけどそのリクエストには応じられない」
あすか「なんで?」
ゆきな「ホストマザーに買い物頼まれた時、雑貨屋に行く途中で、以前の滞在で仲良くなった男の子が何にもしてないのに警官に撃たれるところ見ちゃったから。さいわい命まではなくならなかったけど、その手の形を模造したもので遊ぶ協力はできない」
あすか「うーん、それはつらいねえ…でも私のはおもちゃで、弾は出ないよ」
ゆきな「今はおもちゃでも、いつか本物がほしくなる日が来るよ。そしたら誰かを撃ってみたくなる。あの警官もそうなんだ、きみのお母さんだって似たようなこと言ってたじゃないか」
あすか「私そんな人間に見える?」
ゆきな「乱射事件を起こすようなやつはたいていフェイスブックのトップページに銃を構えた自分の写真をあげている。私はそんなあすかっちを見たいとは思わない」
あすか「うーん、全部の人がそうなるとは限らないじゃない」
ゆきな「銃を撃つのは人だけど、銃が人を撃たせることもあるんだよ。たとえばあすかっちが全米ライフル協会の会員になっちゃったら?きっと毎日撃ちたくなるよ」
あすか「そういう時はサバゲがあるから。BB弾は土に還るものだし。だいたい作戦なんてろくすっぽ立てないよ。いきなり出て行ってBB弾浴びるの好きなやつだっているし」
ゆきな「さしあたって他のリクエストがなければ私の判断で何か買うね。あのね、あすかっち。原爆を日本に落としたのはトルーマンじゃなくて、作った奴らだよ。トルーマンはサインしただけ。何でか分かる?」
あすか「え?だってあれはアメリカ人の命を守るためだって」
ゆきな「それ、後付けの建前。ほんとは『せっかく作ったんだから使わなくちゃもったいない』って思ったからだよ。たったそれだけの理由」
あすか「ホームスティでずいぶん変わっちゃったんだな、きみ」
ゆきな「そうかな。私はこういう話はあんまりいただけないと思ってるよ。こういう話しないですむならもっと楽しいのに」
あすか(右)「ゆきちゃんにピンクのM4買おうかと思ったことも」
ゆきな(左)「やだやだやだ。じゃ、今日はこれで」
アルフレッド(右)「お嬢様のよいところは、反対意見を言われてもうかつに腹を立てないところでしょう。三隅様は反対意見を言っても失わないお友達を選ぶのがよいところだと思います。」
あすか(左)「アルフレッドはどう思うの?」
アルフレッド「私からは何とも。ただお嬢様がキャットウーマンにならないよう見張っておりますが」
あすか「そっか…」
アルフレッド「なに、お誕生日のプレゼントは前もってわからない方が楽しいものですよ」
10月。
あすか「レモングラス?なの?なんで?」
あすか「これ何に効くの?」
ゆきな「防虫効果もあるしお茶にもなるよ。あすかっちに大丈夫なハーブ探すの苦労しちゃった」
あすか「ありがとう。じゃあ、これでお茶しよう」
ゆきな「うん」
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意見・主張が違ってもお友達は大切なもの。
あわてずあせらず、のんびり育てていきましょう。
お茶はただ飲むものではなく、人との和解・話し合いに使われるものだと思います。









