あすかっちには優しいテルコ伯母さんの他に、おっかないヤスノ伯母さんがいます。
あすか(左)「どうした、少年」
ツヨシ(右)「どっちでもないよ。あすかっちのヤスノ伯母さんて人。今、ぼくと母ちゃんに、どっかにピアノ売ってよそで暮らせって言うんだ」
あすか(左)「あのベーゼンドルファー?少年、それはいじめられたというんだよ」
ツヨシ「あすかっちのお祖母さんにはほんとに感謝してるんだ、ピアノ部屋防音にしてくれたり。だけどヤスノ伯母さんって人がお祖母さんと暮らしたいらしくて…」
あすか「聞いてはいたがヤスノ伯母さんのほうは執念深いんだよね」
ツヨシ「人の家のことあれこれ言うつもりはないけど、ヤスノさんは1回お嫁に出た人だろ?」
あすか「あいにく子供が出来ないまま、旦那が他界したんでね。暇になっちゃって、お祖母ちゃんのマネージャーやってるからだよ」
ツヨシ「…そっか」
あすか「だが、きみがコンクールの優勝賞金を音楽の勉強に使わず、アイドルのコンサートチケットや握手会チケット入りのCDや写真集やその他グッズにつぎ込んでることは言い訳出来まい。前にも苦言を呈したはずだがな、最近ではたしかAKBじゃなくて『チームしゃちほこ』の…なんていったかな」
ツヨシ「あすかっちだってまゆゆから生駒ちゃんに鞍替えしたくせに~」
あすか「私のことはこの際どうでもいい。いいピアノ教師につけ。そして、ヤスノ伯母さんにつけいる隙を与えないようアイドルグッズは諦めろ。世界のコンクールに出るんだ」
あすか「きみ次第だろ」
ツヨシ「う~ん…」
あすか「ま、きみがアイドルよりピアノに集中するって決めるんなら、私も生駒ちゃんはテレビだけで我慢するとしよう。どうだ」
ツヨシ「うーん…分かった」
ツヨシ「ところであすかっち、ツインテールがラビット型になってるね。ぼくと付き合ってもいいってサイン?」
あすか(右)「んなわけないだろう、暑いから上に持っていっただけだよ。そう簡単に落とせると思うなよ」
ツヨシ(左)「うーん、残念」
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ツインテールのラビット型が大好物のツヨシくん、煩悩だらけで平素はダメダメくん。だがコンクールではなぜか完璧に近い演奏が出来る、本番に強いタイプ。
いつか留学しちゃうかもしれませんねぇ。
果たしてそれでヤスノ伯母さんが納得するか…金持ちなんだから家、お祖母さんのアトリエの隣に建てちゃえばいいのにね?
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