ノンコ「高校時代の先生とばったり会って、ちょっとお茶してきたの」
あすか「へー、よかったね」
ノンコ「あんまりよくないのよ」
ノンコ「結婚しておやめになった先生なんだけど、今、60歳なのね。旦那さん亡くなって、今、退職金で食べてるけど、お金がないんですって。息子さんに電話をかけて、援助してもらえないか頼んだら…」
あすか「頼んだら?」
ノンコ「10万円送ってきて、それっきり音信不通になったんだそうよ。いくら電話しても息子さん、電話に出ないんですって。住所も分からないって」
あすか「職場に電話すればいいのに」
ノンコ「それはできないでしょう」
あすか「ん~、どんくらい困ってるのか分かんないけど、お母さんにも援助してくれとか言ってきたの?」
ノンコ「そういうことは先生、おっしゃらなかったわ」
あすか「年金早めにもらえばいいじゃん」
ノンコ「そうすると額が少なくなっちゃうのよ」
ノンコ「何言ってるのよ。そんなこと失礼だし、向こうがそう望んでいたとしたらこれから先、ずっと面倒をみなければならなくなるわ」
ノンコ「うちだっておばあちゃんがいつまで元気か分からないのよ。ただでさえテルコ姉さんとこに無心に来る人けっこういるらしいし」
ノンコ「私がおばあちゃんの娘だってこと、先生忘れてくれててよかったわよ」
あすか「お母さん、言わなかったんだね」
ノンコ「向こうばかり喋っていたわ」
志麻子「あすかっちー、こんばんは。これからカツヤ君とデートなの。デート費用貸してくれない?」
あすか「えー?志麻子ちゃんちうちよりお金持ちじゃん」
志麻子「私、カツヤくんとお付き合いするようになってから、お小遣い差し止められたの」
あすか「そりゃそうだろ、デート費用出せないカレシじゃ」
志麻子「あら、そんなこと聞くのはは野暮よ。倍にして返すから、ね」
あすか「帰って!」
あすか「使い道にもよる」
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こういった問題はテレビドラマのようにはいかないものです。
そうそう都合よく助けが入るわけではありません。
当事者になった時、初めてわかるのです。





