蓼科(たてしな)先生「杉下さん、この頃体育の時間に倒れてから、ずっと見学ね」
キラりん「はい。なんか体調悪くて…」
蓼科先生「あなた医学部志望だったわよね」
蓼科先生「お医者は体力勝負よ。徹夜することもあればいろんな病院掛け持ちでの移動も大変よ。あなた、お家、お医者ではないでしょう?勤務医はすごく体力要るわよ」
蓼科先生「特に研修医時代は月に3万円しかもらえないから、あちこち厳しいわよ。むしろ薬剤師目指したら?」
シスター・クラレンス「蓼科先生、まだ4年先の話です。生徒の伸びる芽をつむような指導はお控えなさい」
蓼科先生「わっ!」
シスター・クラレンス「水泳はじめたらどうかしら」
キラりん「塩素でお肌かぶれちゃうんです」
シスター・クラレンス「あっ、そうだったわね」
シスター・クラレンス「杉下さん、席をはずしてくれるかしら。ちょっと蓼科先生とお話ししたいわ」
キラりん「はい」
シスター・クラレンス「蓼科先生、生徒の将来を心配する気持ちは分かるけど、失敗のない人生なんて楽しいかしら?あなたお節介だから、身体の弱い杉下さんがお医者務まるか心配なのよね。だけど臨床医だけが医者ってわけじゃないし、患者さんの気持ちがよく分かるお医者になれるかもって考えたりしない?」
蓼科先生「医者に限らず、どんな仕事だって体力勝負ですわ。ですから杉下さんには、確実に資格が取れる薬剤師をすすめたんですけど…」
シスター・クラレンス「教師が生徒の夢を応援しないでどうするの。杉下さんには健康になってもらえるよう、体育のメニューも工夫すればいいだけのことでしょうに。せっかく成績がいいんだからもったいない」
蓼科先生「そうですわね。私、おっしゃるとおりお節介でしたわ。本当なら夢を叶えられるようにバックアップすべきでした」
シスター・クラレンス「医学部合格者が増えれば我が校のイメージもアップするわ」
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お医者を主人公にしたドラマやコミックや小説が氾濫する中、一見格好良く見えるけど勤務医は大変ですね。梅ちゃん先生みたいにはいかない。どんなに優れた頭脳を持っていても、体力がないとやっていけない。とくに外科は大変。
あっちこっち病院掛け持ちして、よくバテないなあと思います。
キラりんの夢が叶うといいのですが。



