あすかっち、ロリータなお洋服を着て帰ってくる。
ノンコ「あ、あんたまたこの暑いのにそういうカッコウでどこへ行ってきたの?」
あすか「表参道。ロリータのお茶会に行ってきた」
あすか「でもね、ぶりぶりの可愛い服なんだけどみんな大人ばっかしだったよ」
ノンコ「当たり前よ、ロリータは大人の女の人が童心に返ってやるものよ。お友達出来た?」
あすか「ん~、表面は物腰柔らかなんだけどみんな話しかけてくれなかった」
ノンコ「それごらんなさい。あんた小学生に見えるのよ。それにロリータは可愛い服着ればいいってモンじゃないの。メイクやら髪型やらいろいろ勉強してからでないとただの変な人になっちゃうのよ」
あすか「でも、『突撃!ロリータのお茶会潜入ルポ』のレポートは書けそうだよ。これは一応雑誌のお仕事だし…」
ノンコ「それ書いたらいくらもらえるの?」
あすか「1万円」
ノンコ「その服にいくらかけたの?」
あすか「3万円」
あすか「ちゃんと領収書もらったから、経費として落とせるよ」
ノンコ「いちおうそういう世間は知ってるわけね」
ノンコ「あのねあすかちゃん、昨日お母さんが教えてる学校の、2年生の女子が、池袋のトイレで私立中学の女の子に襲いかかってケガさせたの。『自分は貧しくて親に虐待されてるのに私立に通っててお金持ちでブランドのものを身につけてる同い年ぐらいの子を見かけて、親に愛されてるんだと思ったらうらやましくて憎らしかった』って言ったそうよ」
あすか「なんで急にそんな話するの?」
ノンコ「あすかちゃんが一人でそんな高いお洋服着て出歩いて、そういう子を刺激するかもしれないでしょ?気をつけなさいね。記念に写真撮る?全く似合ってないわよ」
あすか「あ~、それは勘弁して」
ノンコ「何度言って聞かせてもあすかちゃんは変わらないのよねぇ」
あすか「そんなに似合わない?」
ノンコ「自分の顔、鏡で見なさい」
ノンコ「こっちがとほほよ」
あすか「おやすみ」
アルフレッド「奥様はああおっしゃいましたが、私は似合ってると思いますよ」
あすか「ほんと?」
アルフレッド「制服でアサルトライフル振り回すお姿よりずっとお可愛らしいです」
あすか「お願いだからそれと比べないで~」
(;´▽`A``(;´▽`A``(;´▽`A``(;´▽`A``(;´▽`A``
せっかく可愛いカッコしてるのにね。



