ツヨシくん、あすかっち宅を訪れる。
あすかっち、いつもと違う様子。
あすか「ロイス様、これはどういうことですの?」
あすか「文化祭の劇の練習だよ」
ツヨシ「あすかっち、さっきのセリフ聞き間違えでなければ…『ジゼル』?」
あすか「そう。私は脚本だけのはずだったんだけど先生が配役は全員あみだくじで決めようって」
あすか「そう。ミルタがやりたかったのにジゼルになっちゃった」
あすか「しかも先生が衣装とか舞台はモダンな感じでやろうって」
ツヨシ「同情するよ」
ツヨシ「だめだよ、もう決まったことなんだからやり遂げようよ。あすかっちの場合、ただ立ってるだけならジゼルに見えるよ。なんか喋るとミルタになっちゃうんだ。だから柔らかく話すようにしたら?」
あすか「ミルタ様、どうかアルブレヒト様をお許しください。私はもう恨んでおりません」
ツヨシ「うん、そんなかんじそんなかんじ。ちなみにアルブレヒトとミルタ、誰がやるの?ぼくの知ってる人?」
あすか「アルブレヒトがキララちゃんでミルタがゆきちゃん」
ツヨシ「…脚本、喜劇に変えたら?」
ツヨシ「夏休みの宿題で分からなかったトコ、頼もうと思って。あすかっちは去年習ってるでしょう?」
あすか「公立と私立じゃやってること違うかもしれないけど…まあ、貸してみな。ただし解き方はしっかり覚えてから帰ってもらうからね」
あすか「ほい、国語、社会、理科、おしまいっ。数学は自分で何とかして」
あすか「感謝するなら武士の情けで見に来ないでくれ」
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「ジゼル」をご存じない人へ。
とある村には結婚目前で亡くなった女性はウィリーという精霊となり、裏切った男を死ぬまで踊らせるという伝説があった。心臓の悪い村娘ジゼルに恋した公爵アルブレヒトは婚約者がいる身でありながらロイスと名を偽ってジゼルと恋愛関係になる。
ジゼルを想っていたヒラリオンはアルブレヒトの剣と貴族の服を見つけ、公衆の面前でアルブレヒトの正体を暴く。アルブレヒトの婚約者まで連れてくる。ショックでジゼルは息絶える。
ジゼルの墓前で己の罪を悔いるヒラリオンはウィリーたちに捕らえられ、力尽きるまで踊らされたあげく沼に放り込まれる。また同じくジゼルの墓参に来たアルブレヒトもウィリーたちに捕らわれ踊らされるが、ウィリーとなったジゼルがウィリーの女王ミルタに赦しを乞い、アルブレヒトは解放される。
そんな物語です。
大学の文化祭で演劇やったことがありますが、私はキャリアウーマンなお母さん役。
私は声が低くて、お父さん役の人は髪が長くて、男女逆転したみたいでした。あれから随分経ちますがもう舞台には上がりたくありません。
ですがその時は、やっていてとても楽しかったのです。今は恥ずかしくて出来ません。
あすかっち達の舞台はセットの都合上お人形劇場では叶わないかもしれませんが、まあ、ご想像にお任せします。
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