志麻子ちゃん(ジェシカさん)のお母さん、ある大学生(キャッスルマイク)を連れてやってくる。
しま母「あなたもボーイフレンドのこと簡単に忘れられないでしょうから、ママが家庭教師の先生をお呼びしたわ。灘高から東大へ今年ストレートに入った、タナカミノルさんよ」
タナカ「よろしく、志麻子ちゃん。タナカです」
志麻子「えー?私に家庭教師?」
しま母「そうよ。タナカさんはあなたのボーイフレンドより若いけど、将来性は高いわよ。この人に教わったら、あなたもお茶の水大学に入れるかもしれないわ」
志麻子「私は美大の附属よ!何の話、お茶の水って。芸大生を家庭教師にならともかく、どうして東大生連れてきたの?」
しま母「志麻子ちゃん、美術の世界で食べていける人がどれぐらい居ると思う?あなたの学校の大学は今年、少子化の影響でひとつ学科がなくなったの。自分の出身学科がなくなったら悲しいでしょう?でもいい大学ならそんな心配はないわ。ママの言うことを聞きなさい、あとできっとママに感謝する日が来るわ」
志麻子「そんなのイヤよ。私はみんなと一緒に楽しい学校生活が送りたいの」
しま母「その『みんな』は恋のお話ばかりしてあなたの足を引っ張る悪いお友達よ、あなたには要らないわ」
タナカ「と、いうわけだから、志麻子ちゃん、勉強しよう」
タナカ「うーん、ここまで勉強していないとは思わなかったな~。これだとお茶の水どころか、正直きみの大学も難しいよ?でもまだ時間はあるから、解ける問題からやっつけていこう。きみの場合、苦手科目の克服もあるけど得意科目を伸ばして自信をつけようね。英語はいいセンスだよ」
志麻子「(えー?この先生優しい~。イヤだなあ、なんだかドキドキしてきちゃった)」
志麻子「ううん、何でもないです」
タナカ「じゃ、単語帳開いて、訳していって」
タナカ「ハハハ、違う違う、『消防士』だよ。面白い変換しちゃったね」
ヨースケ「やばい…姉貴がコイツといい仲になったら、オレもお袋から東大行けとか強要されるに決まってる。遊べなくなったらオレの青春真っ暗だ。なんとかしなくちゃな…どうしたらいいんだ」
ヨースケくん、思わぬ強敵にタジタジ。
いっそタナカさんがイヤな人だったらよかったのにね?
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…私が卒業した女子美術大学、ですが、来月で私の出身学科がなくなることになりました。
それなりによき教師や画家や学芸員を輩出したところだったんですが、なんか私が卒業してからあとでいろいろあったらしく…複雑な思いであります。
子供が少なくなったら少なくなったでレヴェルを下げるよりは廃校にしてしまおうとする学校も多く、結局子供は競争から逃れられないのですね。
それにしても志麻子ちゃん、しっかりせんかい!こんなことでぐらつくなよ。


