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了くん「あれ?あすかっちって何回か頭開けたよね?その割に頭きれいだね」
あすか「…私はパラレルワールドから来たあすかっちだからね。頭は一度も開けてないよ。記憶だけはあるけど」
了くん「…え?」
ツヨシ「えー。いまのあすかっちって本当に別人なんだ」
あすか「身体は別人だけどきみのせいだよ。でも、今のみんなとの記憶もちゃんとあるよ」
あすか「…でも、君たちが気になるのは、魂も同一のものか、でしょ。魂があるならね。今までの経過を鑑みると、記憶は同じでも魂は別だと思うよ」
了くん「きのうスピリチュアルの本なんて読んでたから、久美子ちゃんが気を揉んでたよな。久美子ちゃんはあのジャンル、まんじゅう怖いって人だから」
あすか「うーん、何冊も読んだけど…」
ツヨシ「何冊も読んだ?パワースポットとか行く?パワーストーンとか買う?」
あすか「んー、そこまでじゃないけど、パワースポットぐらいは行ってみようかな?でもぼちぼち神社もパワースポットだよね。あそこ御朱印くれないけど」
あすか「ブロ友さんが無難な感じのブログ紹介してくれたから、それだけ読んでる。スピリチュアルの本って、書いてあることがそれぞれみんなまちまちで、どれが本当か分からないから。読み物として楽しむことにした」
了くん「そっか、自分の中で決着はついたんだな」
ツヨシ「あすかっちが別人になってなくてよかった」
あすか「なんだよそれ。きみの冷たい仕打ちもしっかり覚えてるからね」
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結局、スピリチュアルの世界をのぞいてみたものの、大きな変化はなかったあすかっち。いえ、いろんなことを知ってしまったぶん、深みが増したと言えるでしょう。
心配されていた恐怖症は克服したわけではありません。これからも時々苦しくなることはあるでしょう。
でもあすかっちのことだから、迷ったり悩んだりしながらも前へ進んでいくでしょうね。
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