忙しないGW | わたしがあなたを、あなたがわたしを選ぶ理由~Vent de l'amour~

わたしがあなたを、あなたがわたしを選ぶ理由~Vent de l'amour~

どうしてあの人なの?という疑問に答えられないまま結婚したわたしたち。理由を探しているような、やっぱり探してないような…。

GWも終わりですね。

昨日実家から帰ってきました。


旦那は不定休なのでまともにGWはなく・・・。

それでも私は実家に帰り、旦那も短い休みに来てくれて、それなりにいい時間をすごせました。

旦那の休みは5/1・2・3の3日間。

1日はまぁこと動物園・植物園に出かけ、噴水でも遊べました。

2日は旦那の実家に日帰りで遊びに行きました。

3日は旦那と弟と私の父の三人でゴルフ。

なかなかのハードスケジュール(^^;

4日は夕方から仕事だったので、私の実家から出社していきました。

旦那は疲れただろうけど、楽しかったよ。




私のGWはおばあちゃんの老人ホームの最終調整に結構費やしました。

91歳のおばあちゃんは現在一人でマンションに住んでいます。

昔は同居していたのですが、嫁姑問題もひどく74歳で別居。

当時すぐ近くにマンションができたので、父がそこを購入して住み始めました。

父44歳で18階建て249戸最寄り駅まで徒歩8分、3LDKの部屋を購入。

当時いくらだったかはっきり知りませんが、現在調べても1200万ほどで売れるみたい(1986年築)。

今62歳の父、まだまだローンが残っている状態です。

今賃貸にしたら8万円くらいが相場かな・・・たぶん。


で、おばあちゃんも年をとってそろそろ一人では辛いお年頃。

マンションもそもそも新築でなかなか高いマンションだったので当時から同じような年齢の人は少なかったんだけど、最近はさらに少なくなって友達もほぼいなくなった。

仲のよかった10歳くらい下の人もなくなって5年くらいしただろうか・・・

ついに限界が来たようで、自分から

「老人ホームに入りたい」

と言う様になった。

去年の11月に介護申請してヘルパーやデイサービスを試してみたけどいまいち。

ヘルパーはさっさと断り、デイだけなんとか行っている。

ついに先月から老人ホームを探し、今回入る場所を決めてきた。

家賃13万円+介護費(介護認定度数ごとに定額)で結構かかる。

おばあちゃんの一月の収入は約9万7千円。

はみ出た部分をどうするのかちょっと気になった。


父は次男で長女・長男がいる。

でも父が後取り状態で一人で面倒を見てきた。

たまに会いにはくるけど、お金はほぼ出さず、おばあちゃんからもらっていくような人たち。

ここ最近になって月に1~2度来るたび二人で5000円ずつ小遣いを渡していたみたい。

安いよ。


しかも父は叔母(父親の妹)の面倒も見ている。

叔母は生涯独り身で子供もいない。

こっちは貯蓄もあるのでそれほど大きな面倒はかかっていないけど。

現在95歳、一人暮らし84歳で脳梗塞を起こし半身に麻痺が残り老人ホームに入っている。

老人ホームで落ち着くまではそれなりに手間とお金がかかった。

父兄姉はほぼノータッチ。

今は母が財産管理をし、毎月1回は会いに行っている。

もちろん私や妹もちょくちょく会いに行き、事が起こればうちに連絡が来る。

父兄姉とその子供たちは死にかけると私たちに呼ばれて会いに来るくらい。

その子供たちってのはそれでも会いに来なかったりするけど。

年老いた人間の面倒はすべて父(家族)が見ている常態。

おじさんおばさんひどい。

ちなみに、父兄が家を建てるとき叔母の面倒を見るといって500万ほど出させたらしい。

結局宗教の問題があって同居はできず、お金も返していない。

父兄は結婚後嫁の影響で創価学会に入っている。

叔母も勧誘しようとして、叔母が逃げたとうい状態だと思う。

こういう書き方すると叔母が我が家のお荷物な感じに聞こえるが、叔母のことをうちの家族はみんな好いている。

だから別にいやいや見てるってわけでもないんです。

私たちも本当のおばあちゃんだと思っているし(実際に関係がよくわかってなかったころは実のおばあちゃんだと思ってた)。


話がそれたけど、現在父62歳。

マンションのローンはまだ残ってるのに、新たに老人ホーム代が月5万強足りない。

介護度が上がればさらに金額が加算されるのでもっと足りない。

貯蓄0ってわけじゃないけど、老人ホームにいたってちょっとは小遣いもいる。

新たにこんな金額を父一人で補填するのかと思ったら

「ぱぱが先に死んじゃう!!」

としか言いようがない。

騒いでやった。

父姉68歳(定年後バイト)、父兄64歳(専業主婦)。

でもいくら父が自営業(定年がない)と言っても無理がある。

「ぱぱが先に死んじゃう!!」

騒ぎ立ててやる。

そしたら、どうやらはみ出た分は父兄姉で補填するらしい。

長女1万、長男3万、次男(父)3万予定(おばあちゃんの収入額間違えていたのでちょっと減るかも)。

叔母の件は逃げても、今度は自分の実母の話だ。

あたりまえだ。

・・・とはいえ、結局父の出費は増えるんだけど・・・

ぱぱが先に死んじゃう・・・。


大叔母のときもそうだったけど、老人ホームは私が決めた。

大叔母のときは大学3年生の終わり頃だった。

知識なんてまったくないまま、とにかくたくさんの施設を回って話を聞いて、そのとき一番いいと思ったところを選んだ。

今の私にはあのときよりも少し知識がある(ヘルパー2級とったから)。

3つの施設をめぐったら、偶然いい施設にめぐり合えた。

大学三年生のとき私に今の知識があれば、大叔母にもっといい施設を探すことができたんだろうか?

別に今不自由しているわけじゃないけど、あまりに少ない数でいいところにあたったもんだからちょっとそう思った。

家族に話したら

「そんなことはない。

 あの時はあの時で一生懸命探してくれて、いい施設にめぐり合えた。

 今と同じ知識があっても、あの時ならあの場所が一番よかったと思うよ。」

なんて言ってもらえた。

なんでも一生懸命にやれば認めてもらえるんだな。


いい施設にめぐり合えてそこに入居しようというところまで話は進み、私がいないときに父姉と父兄も父に連れられ見に行ったらしい。

ただ、その後ケアマネと話をしたら私の話と食い違いが生じて父が混乱。

再び私と父で入居予定の施設に話を聞きに行った。

結局私の話は正しくて(ケアマネの話が間違っていたわけじゃないけど、詳しい内容を知らなかった)、予定通りその施設に入居することになった。

5日におばあちゃんも見学に連れて行き、申し込みを済ませてきた。

今月中には入居することになりそうだ。


ばたばたと老人ホームのことで時間を費やした。

施設見学はもちろん、おばあちゃんへの説明にも時間がかかった。

ぶっちゃけ父への説明にもそれなりに時間がかかるんだけど。

とりあえずこのごたごたにも今月中にケリがつきそうだ。

ヘルパー2級、役に立ってよかったな。




老人ホームを見学しながら、ちょっと複雑な思いもあった。

父62歳、母59歳。

いつか自分の父母も介護が必要になるのかな・・・

老人ホームに入る日が来るのかな・・・

いつの間にか親も年をとっているんだと、こういうタイミングで気付く。

おばあちゃんより先に死んじゃうとかなしだからね、なんて思う。

なんとなく、うちの親はまだまだ若いと思ってしまう。

一番の理由はぱぱに定年がないことだと思う。

ままもしっかり孫の面倒みてくれるし。

でももうアラ還の親。

親の老後が想像の範囲に入ってきたんだなぁと思った。