だいぶ前の曲だけど。
わりと最近テレビでこの曲を聴いた。
この曲が出たころ15歳だった子たちが成人したとかいう内容の番組だったと思う。
この曲が出たころはどこでもすごく流れていたけれど、仕事が忙しくてあまり真剣に聞いてはいなかった。
ちゃんとした歌詞を知らないけれど、音楽と人生がともにあるのはいいなぁなんて思いながら番組を横目で見ていた(まぁこの世話しながらだったので)。
このGWに家に帰ったら妹がMay J.のアルバムを聞かせてくれた。
親の車2台ともに入っていたので何度も聞いた。
このアルバムの1番がタイトルの曲。
アンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」のカバーだった。
しっかり聞いてみたらなんだか泣けてきた。
いまさら何を感じているんだろうね、私(笑)
May J.だから泣けたんじゃなくて、歌詞に泣けたんだ。
一人で親の車で出かけてるときに音量大きくして聞いた。
何度聞いてもなんだかこみ上げてくるものがある。
なんでかなぁ・・・?
聞きながら歌詞を覚えて、歌ってみた。
歌いながら涙出るね。
別に私今何か思い悩んでるとかじゃないんだけど。
~
負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
~
負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
~
いつだって周りはいろいろ言うけれど、それは苦言だったり助言だったりするけれど、最後に決断して進む道を決めるのは自分自身しかない。
私はいつだって自分を信じて生きてきたと思うけど、はっきりそういう歌詞を書かれるとなんかじんとくる。
15歳じゃなくたって、迷うときはたくさんある。
最後は自分を信じなければと思う。
そして最後の
~
拝啓 この手紙読んでるあなたが
幸せな事を願います
~
の歌詞に一番心を持ってかれた気がする。
今の自分の幸せを誰より願っているのは確かに過去の自分な気がする。
未来の自分の幸せを誰より願っているのは今の自分な気がする。
今を投げ出すのは過去の自分や未来の自分に背を向けることになるんだろうな。
何があっても「今」の中にある幸せをひとつでも多く見つけなきゃね。
そしてその幸せを保ち増やす努力をしなくちゃね。
昔親に
「あなたの幸せを一番願っているのは親」
と言われたことがある。
そうだね、今まぁこの幸せを一番に願っているのは私だと思う。
でも、15歳くらいになったらこの曲をまぁこにも聴かせてあげたいなと思う。
自分のことを自分で考えられるようになるころには、自分の幸せを自分で願ってほしい。
親が先立っても、自分で自分を支えられるように。
まぁ考えが飛躍しているかもしれないけど(笑)
過去・現在・未来と時間の流れを感じながら自分を見つめなおせる曲。
別に今何か起きてるわけじゃないけど、その時間の流れを感じながら自分を見つめなおせる曲だなと思いました。
久しぶりに音楽に真正面からぶつかったんだな、私。
忙しいと音楽から離れていってしまう。
音楽は人生のエッセンス。
いい曲に出会うと心は動く。
こういう動き方する音楽とは本当にひさしぶりに出会いました。
発売2009年だけど(笑)
ネットでアンジェラ・アキの原曲を何度も聞いてみました。
どちらも歌はうまいけど、原曲のほうが頭から離れない。
しばらくマイブームになりそうです。