さあ、本日はサンフレッチェ広島とのホーム万博での”パスサッカー対決”です!!
多少は各々で違う部分があるものの、お互いにボールポゼッションを重視したパスサッカーを武器とするクラブであり、ユース出身選手を軸にして、クラブが下部組織から継続して確固たるスタイルを貫き続けている両クラブの対決は実に楽しみです!!
ただ、広島はガンバよりも比重が高く、DFラインの選手が積極的に攻撃参加してきます。【3-6-1】とも、【3-4-3】とも取れる独特の並びから、流動的に動くのはもちろんの事、3バックの選手が積極的に攻撃に絡み、ゲームメイクにも大きく絡んできます。
なので、中盤はそういったDFからのビルドアップとなるグランダーの縦パスをワンタッチで処理して、シンプルに短いパスをどんどん繋いでいく、っというスタイルです。ガンバと決定的に違うのはココです。いわば、広島の中盤の選手は、中盤のエリアで他チームのFWが行うクサビとなるポストプレーを行なっています。そして、ガンバなら遠藤がほとんど供給しているグランダーで中央へ送る縦パスを、広島はDF登録の選手が出す事が多いという事です!!
さらにパスワークが始まると、【DFがパスの出し手】となっているため、相手チームの中盤よりも数的優位でパスワークを始める事が出来ます!!しかも、そのパスワークもワンタッチが多いので、数的不利な相手の中盤はどんどん引いていくしかない、っていうのがJリーグの試合での広島の戦いぶりから見て取れました。また、両サイドをワイドにポジションをとる選手を置くのも、相手のマークを引っ張ったり、味方DFの攻撃参加を施すタメを作る起点にもなっています。
要注意ながら面白い独特のリズムを持つ技巧派MFムジリ
これに対抗するため、近年のガンバが広島相手に取っている対策は、中盤のプレスを主体として考えているように見えます。特に、タケや英郎を両サイドMFとして起用し、相手の両ワイドの選手をケアし、槙野やストヤノフといったゲームメイク能力や得点センスまであるDFの攻撃参加を断絶させるためです。
しかし、現在の広島は、その槙野やストヤノフがドイツ・ケルン、岡山へとそれぞれ移籍し、DFラインからのゲームメイクは多少強度が薄まった感があります。しかし、ムジリというグルジア人MFが敵ながらに面白いプレーをするアクセントとなる選手がトップ下に入った事で、本来は、前線は1トップだった構成が、佐藤寿人と李忠成の2枚が絶えず、ゴールを意識してプレーできるようになってきています。
逆に言うと、このムジリをタケが抑えてしまえば、ゴール前の迫力が薄くなってきますし、バイタルエリアを攻略できないために、サイド攻撃一辺倒になれば、そんなに破壊力を感じる事もありません。でも、右サイドのMFミキッチは怖い!!ここのマッチアップさせる選手の起用法が一番のキモとなりそうです!!
ウイングプレーでは、JリーグNO1の破壊力があるのでは?MFミキッチ。彼に誰をマッチアップさせるかが鍵。
っと思ったけど、ミキッチが前節で警告4枚目もらった模様で出場停止です。
っとそれを踏まえた予想メンバーは以下の通りです!!前節は、布陣変えてきたのにも関わらず、当てちゃいました!!鋭い分析?(笑)で、考え出したのが以下のメンバーです!!
11宇佐美貴史 | 22李根鎬 | ||
10二川孝広 | |||
25横谷繁 | 7遠藤保仁 | ||
23武井択也 | |||
6下平匠 | 21加地亮 | ||
5山口智(CAP) | 2中澤聡太 | ||
1藤ヶ谷陽介 |
ベンチ入りGK29木村敦志、DF4高木和道、30内田達也、
MF8佐々木勇人、13金承龍、FW14平井将生、18川西翔太
結局、ワイドの選手の対策として、宇佐美を左サイドMFに起用するのが辛い事と、守備能力とキープ力に乏しい将生を外し、中盤には攻守のバランス重視をとる方が良いと判断。そのワイドに対するマークがこれでは横谷となります。身体能力もあるので、山岸なり森脇なりを封じてくれるものと期待します。
また、場合によってはアンカーに内田を起用し、タケをサイド気味に構えさせる選択肢もありと考えます!!
では、本日も先週に引き続き、万博へ行けるので、皆様万博でお会いいたしましょう!!!
本日で5連戦も最後なので、フルパワーで応援しましょう!!そして、このキツイ連戦時に自信を掴んだフレッシュなメンバーの活躍を期待してプレビューを締めたいと思います!!!
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宇佐美についてのグルッポを作成しました!!日本サッカー史上最高の選手となりえそうな宇佐美貴史についてもっと語り合いましょう☆宇佐美の起用ポジションについても議論中です☆