誰に依頼するか? | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

最近は人けのないポイントでサーフィンをするのが楽しいと感じる。

勿論、ビーチで出会うサーファー達との触れ合いも好きだが、誰もいない早朝に一人きりで黙々と楽しむの中々良いものである。

 

 

その時折で、ふと思う事が暫しある。

グライダーを小脇に抱えてアウトからロングライドをしてみたいと。

 

 

有するグラダイーは全部で3本。

それらで楽しむ事も当然可能のだが、折角なら自身の理想を形にした特別なグライダーでやってみたいものだ。

 

 

イメージは出来ている。

車に中積み出来る限界を考えて長さは11ft。

色味は1960年代の初頭のサーフボードではお馴染みのパネルカラー仕立てのレッド。

フォームは手に馴染んだグリーンフォーム、ブラウンでは重すぎる。

そうそう、ヴォランクロスも欠かす事は出来ない。

10オンスヴォランも魅力だが、やはり、ここは8オンス程度にしておいた方が良いだろう。

そして、最後は勿論グラスオンフィン。

 

 

さて、この一見無謀とも云える理想論を誰に形してもらおうか?

 

 

最初にイメージしたのはスティーブ・ブロムである。

南のスキップ・フライがグライダーの第一人者であればスティーブもそれ相当のグライダーを削ってくれる筈。

 

 

しかし、ここで問題が浮上した。

 

 

スティーブは自身ではラミネートは行わないのでパネルカラーのイメージは彼の友人であるレイ・ルーギーに伝えなければならない。

 

 

レイのラミネートは作品の域に掛って来るので申し分ないのだが、シェイパーとラミネーターの双方に「特別仕様」のコンセプトを伝えるのは少々分が悪い。

 

 

ならば、ここはシェイプとラミネートの双方を自身で行う人物が良い。

それなら略理想のグライダーに辿り着ける事だろうから自ずと候補は決まって来る。

 

 

そう・・・

ロジャー・ハインツ、そして、アダム・ダベンポートである。

俺の中では最強のセレクトである。

 

 

さて、どちらにするか・・・

ここで思った?

アダムはグライダーを削った事はあるのだろうか?

 

 

ダ・キャットを削って来る程のスキルを持ち合わせている位なので、きっと彼なら理想のグライダーを削ってくれる筈と考えたが、ロジャーは既に多くのグライダーを世に送り出している事から、ここは百戦錬磨のロジャー・ハインツに依頼する事にした。

 

 

次回の更新ではグライダーに古き良き時代のサーフボードディティールをトッピングしたオリジナルグライダーを紹介したいと思う。

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Keep Surfing!!!!