アダム・ダベンポートのPIG | Viva '60s SurfStyle!!!

Viva '60s SurfStyle!!!

1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

ロングボードを始めて20年が過ぎた。

 

 

20年過ぎたが未だにレベルは初級者で、最早、自身のレベルが上がる事は早々に諦めており、昨今では如何に自分のスタイルに合ったサーフィンを楽しめるかを大切にしている。

 

 

結果、乗るボードはPIGとノーズライダー、そして、時々、他人様の目線で変態ボード・・・

 

 

沢山の波に乗れればきっとサーフィンはいつも以上に楽しい事だろう。

長い時間波をメイク出来たら尚更楽しいだろう。

でも、それが自分のスタイルでないで無いサーフボードに乗ってまでは・・・と思うと、チョイスするボードは自ずと決まってくる。

 

 

そして、今日のボードも相も変わらずPIGである。

そう、今日は先日の続きでもあるアダム・ダベンポートが創ってくれたPIGである。

良いねぇ。。。

このアウトラインが最高に良いねぇ。

 

 

アダムが「一昔前に創ったていたPIGとは何もかもが違うんだ!」と豪語していた様に、アウトラインも様変わりした様に思えてならない。

 

 

ボトムもシェイプルームをシェアしているジーン・クーパーの影響なのか?何処なとなくジーンさんの創り込みが見え隠れしている様でならない。

フィンはヴィンテージPIGで良く見受けられる立ち上がる様な付け方が採用されているが、最後尾に着けてもらった事もあり、しっかりとテールから食み出してくれている。

 

この拘りのフィンはアダムが所有するヴィンテージPIGの木目と同じ木材を探し出し、創り込んだモノである。

そして、アダムの父が愛用していたヴィンテージPIG同様に、ハンドクラフトによるウッド製のテールブロックがこれである。

ベルジーが拘り続けていた色合い豊かな組み合わせたモノではなく、レッドウッドによる無垢材が用いられている。

 

 

そして、このPIGの最大のポイントでもあるヴィンテージファブリックを敷きしめたデッキである。

カリフォルニアを代表する伝説のサーフボードメーカーの名がプリントされた生地をファブリックしてもらったのだが、アダムはポップになり過ぎない様に、敢えてファブリックの色を殺し、ボードのレッドと同調させる配慮をしてくれたのだ。

 

 

そして、そこにさり気無く、自身のダベンポートのディカールが収められている。

うん!

アダム!

良いよ!

気に入ったよ!

 

 

このボードは制作過程も見学させてもらったから一際思い入れが深くなった様な気がするが、肝心の乗り味は一体どんなものなのだろうか?

 

 

どれほど、今までのPIGとは異なるのであろうか?

それを俺の技量で感じる事は出来るのだろうか?

機会があればレビューしてみたいと思います。

 

 

KEEP SURFING!!!!!