衝撃的な事実が発覚!!みたいなタイトルですみません。
個人的には「へ~!」という印象だったので。
今、バロック声楽のレッスンではカッチーニをやっています。
すると7度の和音が出てくる箇所で、
「ここは不協和音だから強い感情を表している」
というお話がありました。
バロック時代の演奏法について色々本を読んだので、
カッチーニの時代は平均律ではなかったから、
7度の和音は今よりもっと不協和音だったのではないかと思いました。
そう質問してみると、
不協和音がもっと不協和だったというより、協和音がもっと協和していたというお答えが!
現代の、平均律で調律されたピアノには、ひとつも協和音はないのだとか。
そうかー純正律でないと協和音は聴けないのか!!
オクターブさえも、低い方はより低く、高い方はより高く調律されているそうです。
なぜなら、わずかな不協和音こそが響きを豊かにするから。
では、本当に協和している和音とはどのような響きなのか?
次号に続く! 乞うご期待!! であります(笑)