株式会社そろはむ様ご提供品レビュー第2弾!STEP2に続いてSTEP3のご紹介です。
METAL WING

STEP3「METAL WING」はマジックヨーヨーとスピンギアのコラボレートプロダクトです。マジックヨーヨーのT6をベースに細かなアレンジを加え、引き戻しメタルとして生まれ変わりました。
バイメタルのように見えますがこれはアルマイト後にリムを切削してアルミの地肌を出す演出です。色々なメーカーで採用されているオシャレ加工ですね。
仕様
直径:50.7 mm
幅:40.0 mm
重量:65.8 g
レスポンス:スリムサイズ
ベアリング:サイズC
※すべて公表値
実機紹介

アクセル回りを一段深くしているタイプのフェイス。

形状はHプロファイルのラウンドバタフライ。

レスポンスは実測1.7mmのYYFスリムサイズ。ベアリングはサイズCのマイナスで注油されている。

サイズ感はYYFのワンに近い。
使用感レポート
ZESTでもお話している通り、僕はビギナー向けフルメタルヨーヨーという存在にあまり肯定的ではなく、そのスタンスは提供付きのレビューでも変わりません。
その上でSTEP3を使ってどう感じたか。
まず目についたのは「上げ下げ・スリープ適性」です。これについて詳しくはSTEP2の記事を確認していただきたいのですが、このSTEP3もそこで語った「上げ下げ・スリープ適性」がしっかりと両立できています。
STEP2がドライベアリングによってスリープ時間と戻りを確保していたのに対し、こちらは注油済みベアリングでそれらを確保しています。プラスティックよりも回転力が高いフルメタルならではの選択ですね。一部メーカーのようにドライのサイズCマイナスを採用していたらこの部分のバランスはとれていなかったでしょう。
トリックの対応幅もSTEP2と同程度。基本のルーピングトリックとサマーソルトやロールのないストリングトリックに対応します。
こう書くと他の引き戻しメタルと比較して対応力がないように思われてしまうかもしれませんが、その幅の狭さこそがSTEP3最大の特徴です。
STEP3は「できるのはここまで」という線引きがしっかりしているんです。シングルマウントでギリギリ、ダブルオンはきつい。一度でも試せばSTEP3では難しいことがすぐに理解できます。
この線引きがあるからこそ無茶をしにくい。なまじっか対応力が高いとバインドヨーヨーに任せるレベルのトリックにも挑戦しがちになり、不慮のアクシデントに見舞われる危険性が増加します。
思い切った仕様ゆえの利点といったところです。強すぎる戻りは経験者には不満かもしれませんが初心者には良い方向に働くと思います。
最後にバインド状態での使用感を。

見て分かる通りSTEP3はパッドとベアリングを交換するだけで普通のバインドメタルになります。
このフィーリングがとてもいい!
僕は古い世代のマジックヨーヨーファンですがT6はあまりピンとこなかったんです。一方でこのSTEP3は実重量も重量バランスも変化が加えられているので一転してかなり好みのフィーリングになっていました。
ストリングが伸び切った瞬間のストンとした感じはDV888似で、その他の動きもT6より安定しふらつきにくくなっています。ピンホイールのような小さく回すムーブをプレイした時にその違いがよく感じ取れると思います。全体的にややずっしりとしたフィーリングなので一手一手をしっかりとプレイしたい人はかなり合うのではないでしょうか。
ミドルサイズのラウンドメタルとして純粋に使いやすい。フラットリムの安全性も相まって初めてのフルメタルとしてもおすすめできるヨーヨーに仕上がっています。
STEP3の立ち位置
STEP3はSTEP2が合うスキルレベルのプレイヤーがその時点で出来ることをフルメタルで体験したい場合に最適なフルメタルヨーヨーです。そういう意味ではこのヨーヨーもまた「STEP2(第2段階)」なのかもしれません。細かいことを言うと「STEP2後半」というか。
しかしSTEP3はそこで終わりません。STEP2で出来たトリックを行い、その制限にもどかしさを感じたらパーツを交換してバインド仕様に切り替え、次のステージを目指すことが出来る。握り慣れた形状のヨーヨーのままバインドを体験出来る。ここまで来るとまさに「STEP3(第3段階)」です。

きれいなボディカラー、Danger Zoneが聴こえてきそうなかっこいいロゴ、動かしやすいミドルサイズ。リーズナブルながらSTEP3にはたくさんの魅力が詰まっています。
STEP3販売ページ