開け ゴマ! | 楽園のドア

楽園のドア

ノックして、中に入ってください。
ベルの楽園でちょっと一休みしてください。
気に入ったら何度でも来てください。
いろんなお話しましょう。

平日の昼下がり、こんな時にコンサートに行くのは、

とても贅沢な気がします。

今日は、どうしても行きたかったコンサートでした。

大阪のザ・シンフォニーホールへ行きました。

 

 

 

目当ては、「シェエラザード組曲」

(大阪フィルハーモニー交響楽団、井上道義さん指揮)

ロシアのリムスキー・コルサコフ作曲によるものです。

ロシアの作品って心魅かれるものが多いです。

私の前世は、ロシア人なのかも。

 

シェエラザードとは、アラビア語で書かれた説話集「千夜一夜物語」

いわゆるアラビアン・ナイトの登場する美しく聡明な女性です。

ときの王が女性に嫌悪感を抱き、国中の若い女性を一夜夜伽をさせては、

一夜限りで、殺していました。

そんな中、みずから進んで王の夜伽を志願したのが大臣の娘、シェエラザードでした。

彼女は、毎晩、興味深いお話をして、王を楽しませ、

「続きはまた明日ね♥️」と毎晩繰り返しました。

1001夜でお話は終わるのですが、王はすでに女性不信も改まって

シェエラザードは王妃となりました。

バイオリンの美しいソロの旋律が

シェエラザードなのだなと想像させられます。

シェエラザードが王に話して聞かせた説話の中には、

「アラジンと魔法のランプ」、「アリババと40人の盗賊」、「シンドバッドの冒険」などは、

誰でも知っている話があります。

 

7月2日に「Tales of a Sleeping Man 」という

「千夜一夜物語」をベースにした舞台に出演します。

昔から好きだった「シェエラザード組曲」が

ここへきて、結びついたような気がして

不思議な気分です。

世の中、不思議な事が多々あります。

 

ただいま、毎週末は、ダンスを絶賛練習中です。

体調管理、ケガをしないように頑張っています。

 

それより、アバニコが難しい。

扇子1本 壊しました。

 

フラメンコのアバニコ↓