防災訓練コンサート | 楽園のドア

楽園のドア

ノックして、中に入ってください。
ベルの楽園でちょっと一休みしてください。
気に入ったら何度でも来てください。
いろんなお話しましょう。

東日本大震災が起きてから、今日で6年。

その日、私は、大阪のフェスティバルホールの向かいのビルの

地下1階にいました。

めまいがする・・・って思ったら地震だったのです。

当時、フェスティバルホールは、工事中でした。

 

その工事中だったフェスティバルホールも

2013年4月に立派なホールに建て替えられました。

そのフェスティバルホールで防災訓練コンサートがあって

参加してきました。

 

前もってわかっていたのは、アンコールの最中に

震度6強の地震が起きたという想定で、

安全を確認でき次第、係員の指示に従って、

順次外に避難するというものでした。

 

アンコールがエルガー作曲「威風堂々」だったのですが

一度演奏されて、二度目の演奏の最中に打楽器の大音響と

ともに 照明が消えて、一瞬真っ暗になり、非常灯が

つきます。

「フェスティバルホールは、耐震性はバッチリですから

ご安心ください。落ち着いてください。」と

リアリティあふれる訓練が始まりました。

 

ステージ上ではハンドマイクを持った係員の方の

外の状況のアナウンスがありました。

 

3階席から(実際は、ビルの6階くらい)避難指示が出ましたので

皆さん、お行儀良く順次階段に向かっていましたが

本物の地震の時は、どうなることやら。

パニクって、我先にと、出口に向かう方もいるでしょうね。

 

今回は、フェスティバルホールの職員の方々の避難訓練に

私たちが参加して協力するような形であったのですが

「備えあれば憂いなし」と小学校の避難訓練の際に

先生が黒板に書いたのを覚えているのですが

日頃の災害に遭った時の行動は、覚えているだけでも

まったく違うと思いますので、大事なことですね。

 

この日の指揮者の角田鋼亮さん、シュッとしてて素敵ラブラブ

 

この日は、避難訓練に備えて、私もヒールのない靴で

出かけたのですが、足下の階段の柄を見てると

だんだん目がまわってきて(笑)

どっちの足を出せばいいの?みたいな混乱が出てきて

踏み外しそうになりました。

パニクって 転ぶ人もいたりで大変だろうなと

想像してしまいます。

 

今日は、6年前を思い出しつつ、

骨休めも含めて予定も入れずに家で過ごしています。

今日の朝食。

久しぶりにゆっくり頂けました。