ほんとうの大人の定義 | 静岡/更年期/骨盤底から美と健康づくり

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年齢を重ねることを慈しみ愉しむために。
骨盤底の悩みを持つ人を一人でも減らしたいという想いのもとに活動しているペリネビューティコンサルタントJUNKOのブログです。

うーーーん。

 

書き出しに困りますが、ちょっとグイグイきた本をご紹介します。

 

 

【ちつのトリセツ】

 

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原田純 著

たつの ゆりこ 指導・監修

 

 

一瞬引いちゃうタイトルですが、おふざけで書かれたエ○本ではありません。

 

 

先日友人が教えてくれた朝日新聞の記事。

この方のインタビューが写真付きで掲載されていました。

 

 

その勇気と潔さに共感しちゃって取り寄せてみたのですが、注文から2週間かかりました。

amazonプライムで、ですよー!

朝日新聞効果かなぁ。

 

 

『トリセツ』という言葉、流行りましたよね。

一時期あちこちで聞かれました。

 

まあ・・これもトリセツのお話です。

 

簡単に言うと20年間セックスレスの女性(原田さん)が、自身の膣の状態を指摘され、

憂い、助産師であり鍼灸師でもある、たつのさんから教わったセルフケアを続けた体験談と、詳細なケアの方法が書かれた本です。

 

 

結構、微に入り細に入り書かれていますので、嫌悪感を抱く人もいるかも。

 

私は常々、小学校で女子を集めて生理の話をする時に骨盤底筋の話もしたらいい、と考えているので、これを読んで、ますますその想いを強くしているところです。

 

 

時々は専門家のお世話になりながら、日常生活では、ある程度自分でケアをしていく。


そういった知恵をつけることが必要だと思っています。

 

けれどもここに書いてあることはなかなか届かないところ。

痛いところを突かれた、って感じ。

 


たとえば会陰マッサージについて。

 

妊娠後期、出産に向けて会陰のマッサージを病院で勧められました。

出産時にあかちゃんが出てくる時に伸びやすくしておくことが大事と。

 

しかし、私は数回チャレンジしてみたものの、やめてしまい出産を迎えたのでした。

 

それは自分のものなのに『扱い方を知らない』ことが原因だったかもしれません。

 

私は日本にしか暮らしたことがないので、他国の様子はそんなに知りませんが、欧米では学校で避妊の仕方を含め、きちんと教育として伝えている国もあるそうです。

 

現在の日本ではその辺はタブー?

下品というイメージがあるかも。

 

しかし、自分の身体の仕組みをきちんと知り、ケアできる人こそ

品性のある大人なのではないか、と思います。

 

海外に住む友人は何人もいますので、また折を見て聞いてみようかと思っています。


もしかしたら日本でも昔から口伝えに言い継がれてきたのかもしれませんね。

その伝統が絶えてしまったのでしょうか?

 


先日のレッスン終了後の雑談でも、みんな同じように悩んでいる。

気心が知れることで、ようやく話せる

 

それは『知らない』ことからくる不安であり悩みなのでしょう。

 

もしかしたら、いまって黎明期なのかもしれませんね。

 


もちろんこの本が全てとは言いません。

あれこれ知った上で自分で選ぶ。


そこから始まる。



ではまた~~バイバイ