このタイトル見て驚かれた人も居るとは思いますが、そう、あの世間を騒がせたなオウム真理教の最高幹部の一人だった上祐さんですw

誤解があるといけないので、先に書いておきますが、上祐さんはアレフ(オウムの後団体)を完全に抜けて、つまり麻原彰晃の洗脳を完全に脱して、現在は、オウムの問題を直視し、反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないための「ひかりの輪」という団体を立ち上げて活動されています。

その辺の詳しいことが上祐さんの日記に書かれているので、興味ある方は参考までに

http://s.ameblo.jp/joyufumihiro/entry-11289640093.html

私も最近まで、上祐さんは、アレフの代表で麻原信仰を続けてはるものやと思ってたんですが、たまたまテレビで「脱洗脳ナイト」というテーマの番組に出演されてるのを見て現在の活動を知り、怪しい感じは全くなく、むしろ話されている内容がとても興味深く、直にお話を聞いて見たくなり、6/24にひかりの輪の大阪支部で行われた説法会に行ってきたという訳です。

すごく貴重な経験をしたと思うので、長くなりますが、とりあえず自分が感じた事を書いてみようと思います!

会場の大阪支部は、JRの環状線の玉造駅から歩いて10分弱、小さなビルの6階にありました。

受付を済ませると、第一道場と呼ばれる大きめの畳の部屋に案内してもらいました。
仏壇みたいなのがあって、仏画や仏像の写真が何枚か飾られてましたが、その中にうちの近所にある広隆寺っていうお寺の弥勒菩薩さんの写真もありました!
説法会の予約を担当して下さった田実さんという方がすぐに挨拶に来て下さいましたが、とても感じの良い女性でした。

まず、男性の指導員の方の簡単な気功のレクチャーから始まりました。これがすごく面白かった!30分程でしたが、最終的に両手の間にボールみたいな「気」を確かに感じることができました。

その後、遂に上祐さん登場!

説法は一部と二部に別れてて、インターネットで生中継もされます。これは説法を聞きたい人が見る為以外に、公にひかりの輪の活動内容を公表するという意味合いもあるとの事。

いくらアレフを抜けて麻原信仰をやめたって言っても、オウムの元最高幹部が宗教活動をしているという事で、なかなか信用してもらえないらしい。

説法の内容は、基本的には自と他を分けて考えない、一元論という考え方、そして、仏教、お釈迦様の教えを、現代風にわかりやすく、歴史などとも照らし合わせて話されている感じ。
そして、話の中に、(基本的に悪い例として)麻原の名前は度々登場してましたw

よく占星術やスピリチュアルな世界などで言われてる「2012年」「アセンション」についても少し話されていたけど、確かに転機は訪れるとは思うけど、すごく現実的な形での変化だと話されていました。

スピリチュアルとかアセンションと言って、何か非現実的な変化を期待してる人も居るけど、そういう人は現在に満足してなくて、何か刺激を求めてる人なんじゃないか、、、みたいな事を言われてて、なるほど、納得。

確かにそういう考え方ってオウムの「ハルマゲドン」と似てるもんなぁ。

ひかりの輪と他の宗教が大きく違う点は、特定の教祖を絶対視、崇拝しないというところ。

そして入会を勧めることは一切なく、会員じゃなくても興味があって学びたい人は自由に参加できるところ。

それも過去に麻原を絶対視して崇拝した経験があるからこそ。



特定の教祖を絶対視、崇拝してしまう人は、誰かに依存して引き上げてもらいたいという甘えから自分でものを考える事を放棄してて、いくらその中で努力しているように見えても結局は怠惰なんだと、、、(^^;;

説法の最後に、質疑応答のコーナーがあったので、肉食についてどう思われますか?と質問させてもらいました。

上祐さん自身は基本的にはベジタリアンだけど、時と場合によってはお肉を食べることもあるのだそう。それは、お肉も野菜も穀物も同じ命を頂いている事に変わりはないと考えた上で、菜食にしてるほうが心を落ち着けるにはいいという事だそう。

完全菜食で、お肉を食べることは悪いことだと決めつけるのは偏った考えで、でも何も考えずにお肉を食べまくるのはそれはそれで怠惰で、ちょうどその間ぐらい、基本的に菜食だけどケースバイケースで選べる柔軟さがあるというのがバランスが取れているんじゃないかと言われていました。

お釈迦様も完全菜食ではなかったみたいで、弟子のディーバダッタと、肉食でもめたエピソードがあるという話も、、(もめたという表現ではなかったと思うけど)

ただ食については本当に微妙なところで、お釈迦様もスジャータの差し出したミルクがゆを食べて悟った、、、つまり悟りの最後が食だった、みたいな感じで、なかなか一概には言い切れないと言われてました。

その話を聞いて、私としては、お肉を食べる、食べないっていう事自体はそれほど重要ではない気がしてきました。

結局お肉を食べてはいけない、お肉を食べることが許せない、悪い、と思う気持ちが問題で、お肉を食べる人も食べない人も同じ人間で、その人が自由に選択してるんだっていう考え方が出来てるうえで、完全菜食を貫ける環境があれば、完全菜食でも偏った人という感じはしないし、実際そういうベジタリアンの知り合いも何人か知っている。

私がベジタリアンになる前もなってからもずーっと考えてた究極の選択で

「もし自分のためにものすごく心を込めて焼いてくれたステーキを出されたら」

と、いう質問の答えがようやく出た気がします。

(ちなみに、きっと本当にバランスの取れた考えの出来る完全菜食の人は、そういう状況自体やって来ないんやと思う)

そういった意味では、私がこれからお菓子を作っていく上で、植物性素材にこだわることよりも、気持ちを込めて作る事のほうがやっぱり大切なんだなって確信しました!
(だからといって卵牛乳使ったお菓子を作る予定はないのでご安心を)


説法会が終わったあとは、仏壇にお水、お線香、ろうそくを供えたり、「万物恩恵、万物感謝」というお経みたいなのを唱えたりする儀式がありましたが、こちらも強要は一切される事なく、もし抵抗がなければ、、、みたいな感じでした。

そのあと希望者は上祐さんと個人面談してもらえるという事だったので、もちろんしてもらいました!

今度は第二道場という小さい部屋に案内してもらい、上祐さんと私と一緒に行った友人と3人でお話させてもらいました。

話した内容は上に書いたような事だったり、私が前に働いていた会社の社長が麻原タイプの人で、カリスマ性はあるけど、人格的にはちょっと破綻してるような感じの人だったので、何でそういう人が居るのかとかいう内容が中心やったかな?

上祐さんが言うには、麻原は確かに霊的能力や読心能力、超能力、カリスマ性はあったけど、それと人格は全く別で、むしろ何か超越したものを持ってる人ほど何か大きく欠落した部分を持ってる人が多い。
そして、麻原は小さい時に目が見えないせいで色んな挫折を味わい、その結果疑い深い性格になってしまったんだと。
そして、上祐さん含む信者たちが麻原のカリスマな部分だけを持ち上げて過大評価しすぎて、彼自身が誇大妄想に陥ってどんどん行動がエスカレートしていってしまった、、、。

という事なんだそうです。

恐ろしい、、、。

色々お話を聞いた中で一番印象的だったのは、

もともと人間にいい人と、悪い人っていう区別はなくて、ただ善い行い、悪い行いというのはある。

人間のエゴだったり虚栄心が強くなると、気づかないうちに悪いことをやってしまう。

人を助けたいって思うんは良くても、自分こそが助けたい!っていう風になると、そこからもうエゴが始まってしまう。

そして、もともと持ってるエネルギーが大きい、小さいというのがあって、エネルギーの大きい人は善いことをするにも、悪いことをするにも極端になってしまう。

だからものすごく悪いことをしたひとが、改心したらものすごく善い事をする可能性もすごく高いし、善いこと、悪いことは別の部分に、あるんじゃなくて、輪っかのように繋がっているという話。

ひかりの輪の語源もそこにあると言われていました。




「罪を憎んで人を憎まず」
という言葉はまさにそういう言なんですね☆

他にも思い出せないぐらいたくさんのお話をして頂き、何と、個人面談だけで一時間半ぐらい話さしてもらいましたw

終わってからひかりの輪の副代表の水野さんという女性とも少し話させて貰ったのだけど、彼女を含む大半のオウム信者は、サリン事件が自分達の教団がやった事を知らされてなかったし、信じてなかったそうでした。

普段は虫も殺さない生活をしてる自分達の仲間がまさかそんな事件に関わってるなんて、考えられないと。。。

実は上祐さんですら、しばらくはハッキリと教団がやったということを伝えられてなかったそうなのです。(上祐さんは教団が危険なものを作っているのは知ってたけど、反対してたから主要メンバーに入ってなかった)


そして帰る時ももちろん一切勧誘などは受けず、また興味あったら来てくださいねー!みたいな感じでした。


ほんと、これでもかっていうぐらい麻原を反面教師にしてて、色々オープンで、怪しく思うことは全くありませんでした。

上祐さんご自身も言われてるんだけど、宗教団体というより、宗教学習センター。
だから入会してても、努力がなければ成長しないし、逆に入会しなくても、向上心のある人はどんどん成長していく。

ある種当たり前の事かもしれないけど。

長くなりましたが、こんな感じでした。

上祐さんの世間の印象はまだまだ厳しいものかもしれないけど、これで、私の周りの人に何か伝わればいいなと思って書きました。

最後にびっくりするんだけど、
アレフ(オウム真理教の後団体)は近年益々麻原信仰を深めて、更に新しい信者を獲得していってるのだそう。

詳しいことは私は知らないけど、どうやら最初はアレフである事を隠して、ヨガ教室に勧誘してある程度人間関係ができたところで、オウムである事を明かし、サリン事件はアメリカとかフリーメーソンの陰謀だったとか言って入信させたりしてるらしいです。

麻原の教材の著作権は現在被害者側にあるから、教材を使うこと自体違法なのに、使うどころか高額で販売なんかもしてるらしい、、、。

信じられないけど、サリン事件を知らない若者を中心に被害が増えているらしいのです。

つまり、私達や周りの人も被害に遭う可能性があるって事です。

気をつけて行きましょうねー(((╹д╹;)))


最後まで読んで頂きありがとうございました!