今、知人に紹介されてこの本を読んでいます
伝統食の復権。
現代人の様々な健康トラブル
例えば子供たちのアレルギーやアトピーの増加
生活習慣病や若い人たちの「不調」や体力低下
これらは日本の昔ながらの食生活が
欧米化され、栄養学がもちこまれたことに
起因する、という内容。
著者は医学博士の島田先生。
ショッキングな打ち出しながら
書かれている内容は納得できることばかり。
お米と野菜、そして日本固有の調味料、乾物、発酵食品。
先人の知恵は、長い年月をかけて日本人の体質にあった食生活を確立していたのでしょう。
食生活の欧米化を受けて
日本人の健康状態や、患わされやすい疾患が変化したことは間違いないと思います。
昔身近だった病気は、今は少ないし脅威ではなくなっています。
でも、昔馴染みのなかった病気が、今は蔓延している。
医学や栄養学の発展は
メリットもデメリットも生み出したということなのでしょうか。
以前、子どもが通う保育園で
「米粉」のおやつや給食メニューが多いことから
栄養の先生に理由を尋ねたことがあります。
答えは
日本人のお腹に合ってるから
でした。
消化機能が未熟な小さな子どもたち。
できるだけ胃腸に負担をかけないようにという
配慮だそうです。
給食の献立も、和食中心でお野菜や豆製品たっぷりです。
親としては安心して預けられるな、と思ったものでした。
給食を米飯、和食に徹底して
児童の素行が良くなったという
学校の話も有名ですが、
やっぱり食って、ひとの体と心を作るもと、
であるのは間違いないですね。
今ほど食材が豊富で自由に手に入ることのない時代、
食料自給率100%だった時代。
その頃の食の知恵は、経験に裏打ちされたもの。
だんだん廃れていくのは残念に、思います。
おばあちゃんたちの知恵を次世代に繋ぐのは
私たちの世代の役目なのかな。
おばあちゃんが生きてるうちに(笑)
たくさん吸収したいと、思うのでした。


