お客様に、
「やっぱり包丁は料理人の魂ですか??大事にするから料理に愛情を込められるんですよね?」
と聞かれました。
もちろん個人的には大事にしていますが、
包丁を大事にしているから料理に愛情を込められるのではなくて、
愛情を込めて作るために、
包丁を大事にしているというのが、本当のところです。
人の体は食べたものでできています。
ということは、
自分の作ったモノが、相手の体の一部になるんです。
愛情をかけられて、大きく、美味しく育った野菜を使って、
テキトーに料理を作ったりしたら、
野菜を育ててくれた人にも、
ラーメンを食べにきてくれたお客様にも失礼だと思うんです。
テキトーなラーメンを食べに来てくれているわけではないと思うんです。
“しっかりしたもの”を提供したい。
(この “しっかりしたもの” というのは、
お客様が求めている以上の気持ちを感じられるラーメンを、手を抜かずに作った、その時お出しできる最高のものという意味です)
だから、
愛情をかけて育てられた野菜を感謝の気持ちを持って使わせていただき、
食べに来てくれているお客様のために、
丁寧に、愛情を込めて作りたい。
そのためには、
大事に、
愛情を込めた店で、
愛情を込めて手入れした調理道具で,
やらないと意味がないと思うので、
包丁も大事にしています。
包丁は料理人の魂。
でも、包丁だけでなく、
鍋も、店全体も、料理人の魂だと思うんです。
だってどれだけ愛情を込めて料理していても、
店に愛情を込めていなかったら(掃除などをしていなかったら)、
やっぱりラーメンは不味くなると思うんです。
汚いところで美味しいもの食べても美味しくないと思うんです。
だから、
包丁だけを大事にしているわけではなくて、
その他の調理器具も大事にしています。
店にあるすべてのものが料理人の魂だと
僕は思います。
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