以前このブログでも触れたYAPPARI HIPHOPのakkeeさんが

『L.A. Hood Life Tours』のレポートを書かれているのを

読んで、そういえばまだ書いてなかったことがあった!と

思い出しました。

 

※ちなみにakkeeさんのレポート、濃厚なので必読です!

 僕が参加した時とは少し違うルートを通ったみたいで、

 スティーヴがガイドの回にも参加したいと思いました。

 僕が参加した時の薄い(笑)レポートはこちらこちら

 

 

2月下旬頃にFNMNLさんでこんな記事を書きましたが、

皆さんお気付きのとおり、カウンティ・ビルディングと

ゴンザレス・パークの写真がありません。

 

というのも、紹介しておきながら行ったことがなかったから

というのが正直なところです(笑)。

 

さすがにそれはまずい、ちゃんと自分の目で見たいと思い、

『good kid, m.A.A.d city』の舞台を巡る旅の続きを

滞在最終日にしてきました!

 

 

まずゴンザレス・パークなんですが、ローズクランズと

ブリスの交差点付近に位置するルーダーズ・パークとは

異なり、ローズクランズから少し奥まった場所にあり…

 

 

まあ何てことない、ごく普通の公園なんですが

 

 

ゴミが散らかっていました。

 

GKMCでは、ここは「The Art of Peer Pressure」で

K-Dotらが空き巣に入る前にバスケをしていた公園であり、

「Sing About Me」の2ヴァース目でKeishaのシスター

(売春婦)が3人の子持ちの男につけられていた場所でも

あります。

 

地図で見れば判るとおり、住宅街の中に入っていかないと

辿り着けないような人目につかない場所なので、夕方まで

子供たちが遊んでいるルーダーズと異なり、少し危なそうな

印象を持ちました。

 

このゴンザレス・パーク、ルーダーズ以上にKendrickの生家

から近く、タムズ・バーガーズやセンテニアル高校と同様に

徒歩圏内です。

 

 

そして、同じく徒歩圏内にあったのがFood 4 Less。

 

Daveを殺したギャングに復讐しようとするK-Dotらに

通りがかりのおばあさんが聖書を朗読させるシーンが

ありましたが、その舞台ですね。

 

 

 

実はローズクランズからパーマリー・アヴェニューを少し

北上するとこの壁画があるらしく、これはKendrickの生家と

目と鼻の先です!

 

 

が、ここはモロ住宅地でさすがに入れなかったな…

 

 

カウンティ・ビルディングの写真は載せません。

 

現地の人々が普通に生活を営むなかで、毎月1日と15日に

フードスタンプを貰いに行っているような場所なので、

面白がって撮るのはディスリスペクトかなと思い…

 

 

今ではコンプトンで人が殺されることはめったにないみたい

ですが、それでも住宅地を歩くと明るいうちでも少し空気が

違って、この環境から世界中に愛されるラッパーが生まれた

と考えると、感慨深いものがあります。

 

興味本位で足を踏み入れることは失礼なのかな、と考える

ことも正直ありますが、好きならばそのオリジンに興味を

持つのは自然なことで、そこにリスペクトがあればいい、

と自分では考えています。

 

なかなか簡単に行けるような場所ではないので、それこそ

最初はツアー等をお奨めしますが、興味が抑えられない方は

ぜひ行ってみてください!