なんて仰々しいタイトルにしましたが(笑)、
難しい話をするつもりは一切ありませんし
きちんと裏を取った論文でもありません。


ただ、ちょっと面白いことに気付いたので
記事にしてみようと思った次第です。




まずはこのアルバムカバーをご覧ください。


Snoop Doggy Dogg, Doggystyle



Snoopの間違いないファーストアルバム
"Doggystyle"のアルバムカバーですね。


そもそも"doggystyle"ってどんな意味でしょう?


お手元の辞書なりで調べてみてください。


…そう、「後背位」ですひらめき電球


Rick Rossに"Hit U from the Back"って曲があるくらい
昔から今に至るまで、バックはラッパーみんなのとって
お気に入りの体位のようです。


Rick Ross - Hit U from the Back



続いてこの曲をお聴きください。


DJ Quik - Can I Eat It?



"Can I Eat It?"(食べてもいい?)なんていう
ク◯ニをテーマにした曲ですが

リリックを読めば分かる通り、この曲の意図するところは
「クン◯なんてするもんじゃない」です。


病気になるかもしれないというのが
その主な理由のようですが。


かつての硬派なラッパー、特にギャングスタ・ラッパーは
好きな体位はバック、フ○ラさせることこそあれ
◯ンニなんてNo way!ということで
ほぼ満場一致だったと思います。




ところが、時が経ち2010年代になると、
上述のラッパー像に相反するような
リリックがみられるようになりました。


YG - Do It To Ya ft. TeeFLii



Girl, I'm gonna lay you on your back
Bam-bam, beat it like that

(お前を仰向けに寝せて
 バンバン突いてやるよ)


From the back with your face in the pillow
From that position I know that you can only take a little
But missionary she can take the whole thang

(顔を枕に埋めて後ろから突かれても
 あんまり気持ちよくないだろ
 でも正常位ならガッツリ入ってくる)


なんと、仮にもギャングスタ・ラッパーのYGが
こんなことを言ってるではないですか!


90年代のGangsta Rapを聴き漁ったわけではないので
あまり知ったようなことは言えませんが
少なくとも"Doggystyle"とは対極ですね。


Danny Brownに至っては…

Danny Brown - I Will



You looking for a real pussy eater? I can be it
(リアルなプッシー・イーターを探してるのか?俺がそれかもよ)


Climb aboard my face, put that pussy on my beard
(俺の顔に乗って、そのマ◯コを俺のヒゲのところに置いてくれ)


I ain't tryna take you shopping, buy your ass no shoes
I'm just tryna lick that clit while I'm looking up at you

(お前を買い物になんか連れて行かないし、靴も買ってやらない
 俺はただお前のクリ◯◯スを見上げて舐めたいんだ)


If it's smelling sweet, I'll lick it for a hour
And even it's sour might lick it in the shower

(甘い匂いがするなら、1時間でも舐められる
 酸っぱい臭いがしても、シャワーで舐めるかもな)


エグいくらいの描写ですが、僕は聴きながら
思わず笑ってしまいました 笑


みんな大好きKendrick Lamarまでも…

Robin Thicke - Give It 2 U (Remix) ft. 2 Chainz & Kendrick Lamar



I wanna seat you where my face at
(俺の顔のところに座らせたいんだ)

と仰っています 笑




こうやってみてみると、昔に比べて最近のラッパーは
「おもてなし」をするようになってきた、
と考えていいんですかね?


まぁ、いいことだと思います。笑