キラキライルミとは打って変わって、ウッディなインテリアで落ち着いた雰囲気。シーフードレストランだけに、ドア上部には珍しいお魚モチーフのステンドガラス
後ほどご紹介しますが、レストランのご主人が満面の笑顔でお出迎えしてくださり嬉しかった
このオリーブが、塩気がちょうど良くて美味しかった。ミニシクラメンも可愛くて癒されます
ベルギー人の大好物、名物のグレーシュリンプのサラダに自家製マヨネーズ添え。大晦日にはグレーシュリンプのクロケットを頂いたので、今回はシンプル&ストレートにグレーシュリンプを味わいます
ベルギー人が大好きなのが納得の美味しさ
以前のブログでご紹介しましたが、グレーシュリンプの産地「オストダンケルクの伝統的な海老漁」は、2013年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されています オストダンケルクの海老漁とは→ ♡
生臭さは全く無く、むしろグレーシュリンプの旨味がストレートに堪能出来てこれはオーダーして大正解でした
完熟トマトはきちんと湯剝きされているし、自家製マヨネーズも酸味が程よくとても美味しかったです
メインはベルギー名物料理「ワーテルゾーイ」をチョイスしました
ワーテルゾーイとは、肉類を茹でた煮汁にクリームと卵黄を入れて作るベルギーの郷土料理で、 本来は川魚を使う料理でしたが、今ではより安価な鶏肉が使われるのが一般的だそうです。
ワーテルは「水」、ゾーイは「茹でる」という意味で、見た目の通りシチューのような煮込み料理です。
新鮮なシーフードがたっぷりモリモリです こちらのレストランではシーフードを使ったワーテルゾーイが有名かつ美味とのことで、とても楽しみにしていました
サーモンにムール貝にシュリンプに白身のお魚はカマスかなあ ミルクと卵とバターがたっぷり入っていますがサラリとしてとても美味しい お野菜も沢山入っているし魚介の出汁がたっぷりのスープも優しい味で大満足の美味しさでした
店内の壁には、昔のカトリーヌ広場の様子を描いた絵画が沢山飾られていました。地元のゲストが次から次へとやって来て、みなさんお店のご主人とハグして席に着いて、楽しそうにお食事しているのが印象的でした。きっと地元のみなさんに長く愛されているお店なのだと感じました
グレーシュリンプにワーテルゾーイを堪能し、名物料理を制覇出来て大満足
Do you have room for dessert
デザートは食べられる
I always have room for dessert
もちろん デザートはいつでも別腹よ
ベルギーですからここはやはりチョコレートのデザートをと言う事で、チョコレートムースをチョイス
どこまでも滑らか〜なムースはチョコレートの美味しさを存分に感じられ、トッピングのチョコも美味しく堪能しました
お隣にパパと6歳位の女の子が座っていたのですが、食事中からずーっとパパが私に「話したい光線」をバンバンに送り続けていて、このデザートタイムについに話しかけてきました。(以下英語)
パパ「日本人ですか」
私「はいTokyoから来ました。初めてのベルギーです」
パパ「2年前に初めて日本に行きました。とても素晴らしくて、日本に恋してしまいました」
私「それは光栄です日本食は満喫しましたか」
パパ「ラーメン・ギュードン・カリー・スシ・ギャザ」
私「ギャザ あー、ギョウザね惜しい、中華だな・・・」
パパ「絶対また日本に行きたいです」
私「私明日ブリュッセルを発ちますが、一緒にTokyoに行きます」
パパ「ファンタスティック」
お嬢さんはずーっとゲームに夢中で、パパは終始こんな顔でした
「日本に観光に来て恋に落ちゃった人が、日本人に話しかけたくてたまらない」そんなシチュエーション、べガス・バルセロナ・イタリアと何度もあったので、日本人として正直嬉しいものです
こちらがこのレストランのご主人で、私が入店した時からずーっと優しい笑顔と丁寧な接客で、大変リラックスしてお食事を満喫する事が出来ました 最後に一緒にお写真を撮って頂きたいとお願いしたら何枚もご一緒してくださり、周りの常連客にヒューヒュー冷やかされ、とても楽しい想い出ができました
お店の周りには、シーフードレストランが軒を連ねています