シニョーリア広場とおすすめジェラート♡

みなさま、こんばんは

さて今夜はフィレンツェレポの続きをご紹介します

Fishing Labでシーフードランチを満喫した後は、シニョーリア広場にやってきました。この建物は、ドゥオモの最初の設計者である、アルノルフォ・ディ・カンビオにより建設されたヴェッキオ宮殿です。

フィレンツェ共和国時代には政庁舎として使われ、今でも一部は市庁舎として使用されています。こんな歴史的な建物が市役所だなんて、住民票取りに行くのも楽しそう。（ってそもそも住民票はあるのか）

正面から見たヴェッキオ宮殿です。

入口には2つの彫像があり、左手はバンディネッリの「ヘラクレスとカクス」右手はミケランジェロの「ダビデ像」です。

1464年フィレンツェ市が数名の彫刻家に1つの大理石からダビデを制作するよう依頼した所、唯一ミケランジェロだけがその困難な注文を完成させる事ができました。

そして、もとはこのシニョーリア広場に設置されていましたが、1873年にアカデミア美術館へ移設され、現在こちらにあるのはレプリカです。

シニョーリア広場は、14世紀にフィレンツェの政治活動の中心となった場所で、現在は歴史上のエピソードを元に作られた彫像が設置されています。

どの彫像も表情や筋肉の躍動感が素晴らしくて、思わず見入ってしまいました。

中でもひときわ目を引くこちらの青銅像は、チェッリーニ作「ペルセウス」

左手でメドゥーサの首を掲げたギリシア神話の英雄ペルセウスです。

なぜ目を閉じているのか気になり、調べてみました。

蛇の頭を持つメドゥーサは、ギリシア神話に登場するゴルゴーン3姉妹の三女で、メドゥーサを見た者はみな石に変えられてしまう恐ろしい怪物でした。

英雄ペルセウスは眠っているメドゥーサと目を合わさぬよう、青銅の盾に姿を写し背後から退治したのだそうです。

後日鑑賞した、ウフィツィ美術館のカラヴァッジオ作「メドゥーサの首」です。

頭が蛇になったまさしく怪物で、したたる血しぶきもおどろおどろしいのですが、何が怖いってこれ、盾に描かれているんです。

背後から見て盾だと気付き、思わずぞわっとしてしまいました

ちょっと怖い画像が続いてしまい、すみませんでした

さてここからは気分を変えて、広場から小道に入ってみたら教会の横を馬車が通り、中世の時代にタイムスリップ

ヨーロッパの教会は、外観も内観もそれぞれに美しいですね

キリストの像を眺めていたら、自然と心穏やかな気分になりました

イタリアと言えば、革製品が有名ですよね。

素敵な手袋が沢山あって、目移りしちゃう

デザインも去ることながら、ルージュレッドが美しい

休憩がてら、ジェラテリアへ

さあみなさん、ここで復習です

こんなモリモリデコラティブなジェラートに騙されてはいけませぬ

厳選された材料で、毎日丁寧にお店で手作りしているジェラートは味で勝負

モリモリ余計な物を盛ってはいないのです

このジェラテリアは本当に大ヒットで、どれもこれも本当に美味しそう

どれにしようか、迷う迷う・・・

ハゲるほど悩んでやっと決まった、私のフィレンツェ初ジェラートはこちら

ピスタッキオ（ピスタチオ）・アマレナ（チェリーバニラ）・マラガ（ラムレーズン）の3種モリモリ特盛りなり〜

うっかり大き目のカップでオーダーしてしもた

プラプラしてたまたま見つけたジェラテリアでしたが、大当たりの激ウマでした

Gelateria Perchè No 要チェックです

Facebookでフレッシュなジェラートをどうぞご堪能ください

今夜もご訪問くださり、ありがとうございました

こんな時間にジェラートが食べたくて仕方なくなってしまいました

それではみなさま、明日もお元気でお過ごし下さい