風邪で寝込んでるワタシに向かって、住まいを共にする人から
「体調管理が悪いからこうなるのだ!」
と、日頃の不摂生や乱れた生活態度を糾弾されるコトはあっても、
「とにかく今はゆっくり休んで。。。」と、愛情感じる言葉をかけられたことはほとんどない💦

確かにワタシは以前から食事の時間が定まって無いし、
Veganという偏食家になる前から健康的な食生活とは言えない食事をしていた^^;

一時期はタバコを一日50本吸ってたし、
アルコールを朝からノドに流し込んでた時期もあったし、
寒い冬なのにアイスコーヒーばかり飲んでたし、
ジャンクフードばかり食べてた。。。

とはいえ、
24年前にVeganやり始めてからはタバコとカフェインとジャンクフードをスッパリやめ、
アルコールもたまにしか呑まなくなった。

んじゃ、かなり健康的な生活に改善されたかというとそんなことは無く(笑)
どっぷり夜型の生活で慢性の睡眠不足だし、
食べるものは植物性のものに限られてはいても偏食家っぷりは相変わらず健在❗(笑)

しかもカラダが冷えるとすぐに熱を出すという、子供の頃から今に続く体質なのに、
南国沖縄を飛び出して極寒の東京に移り住んでいる始末。。。

慣れない東京の環境にカラダもアタマも全然ついていけず、
2週間ほど前には東京の乾いた空気にノドを痛め、そこから風邪をひいてしまった。。。

空気の乾燥が原因で風邪をひいたのは、人生で二回目。

初めての体験は2年前の1月。
福岡のホステルに宿泊したワタシは寒いので、エアコンを28℃に設定したまま就寝。

乾燥した部屋でマスクもせずに寝ていたせいで、
当然の如く風邪をひいたのだった。

その時、乾燥に弱い本州の人たちは寝るときにマスクを装着するのだということを知ったワタシ。

とはいえ、それは真冬の話だとばかり思っていたのだが。。。

沖縄を凌ぐほどの東京の夏の暑さが空気の乾燥を伴うものだと知ったのは、
今回の風邪をひくという身を呈した体験からの学びだったんだ。。。とほほ(T_T)






痛い思いをして学ぶコトがある。

慣れない環境で生活するワタシのカラダは、
移り変わる四季の中で痛い思いをして日々学んでるのだ(笑)





2週間くらいずっと体調が悪いまま。
勤務がない日は、ひたすら布団に横になる日々。

休んでよくなったところに深夜から早朝にかけての時間帯で勤務する。

タバコの煙で汚れた空気を吸いながらの勤務で、また体調が悪くなる。

負のスパイラルから、なかなか抜け出せなかった💦






日中の時間帯に活動する人々から見ると、
深夜の時間帯に働いて、太陽出てる時間に寝てる姿は、それだけで気分を害するものなのかもしんない。

実家で過ごしていた短い期間にも、
日中寝てるワタシを迷惑者のように扱っていた家族。

風邪ひいて寝ていても、誰も「大丈夫?体調悪いの?」の声かけもない。

それどころか、
普段の生活が乱れてるから罰が下ったのだ!と言わんばかりの冷たい態度💦

なにもこれは、実家の家族に限った話ではない。

これまでつきあっていた元彼氏、結婚してた元旦那さん、
ほとんど全員が病に伏せるワタシに対して実家の家族同様に冷たかったのだ。





布団に横になってるワタシ。
少し離れたところから怒りを顕にしながらワタシの非を糾弾する男性。

その怒りは何なのか。。。まったく理解できずに悲しいばかりのワタシ。

石につまづいて転び、膝を擦り傷で真っ赤にしてジンジンとした痛みに耐えているところに、
後ろから容赦ない飛び蹴りをくらってるようなもの。

なぜここで「あなたが悪いからこんなに苦しむのだ!」と言う必要があるのか、
ワタシには本当にまったく理解できない。





とはいえ、
このような体験を一度ならず何度も繰り返している事や、
このように言い放つ相手が一人ではないという現実から思うに、
きっとワタシが覚えていないだけで、ワタシも似たようなコトをしてきたんだろう。





つくづく、「正義」や「正しさ」の恐ろしさについて思い至るしかない。





原発事故以降、あらゆるニュースの類から身を離してるワタシだけど、
昨今の悲惨なニュースはあらゆるところからワタシの耳に入ってきたり目に触れたりする。

そして、これでもかとばかりに犯罪を犯した人物の非を糾弾する人々の
正義感あふれる容赦ない言葉の暴力を目の当たりにしてる。

またあるいは、政治的、社会的に反対意見の人々に対して、言葉汚く罵る。

これらは病に伏せるワタシの体験と関係ないように見えて、
その核となる部分は同じもののように思えてならない。

それは「正義」あるいは「正しさ」の側に立ってるんだという優越的意識がとらえる、
目の前にある「悪」を正すんだという行為に他ならない。

悪いコトしたなら、それ相応の罰を受けて当然だという論理。

それが病だろうが犯罪だろうが関係ない。

とにかく正しくあるべき!ということなのだ。






。。。そういえば、ワタシが交通事故で負傷したとき、
父は「人生間違ってるから、こんなコトになるのだ!」と言い放ったっけ。

相手は、赤信号無視して交差点に侵入したんだけどな(。ŏ﹏ŏ)




かくいうワタシもかつては、
正義や正しさにとらわれていた人間だった。

だからやっぱ、自分の撒いたタネが巡り巡って自分の体験になっているのだろう。

今一度この事実を認めて、かつて容赦ない鉄槌を浴びせた自分を受け入れるしかない。

そこがクリアにならない限り、
これからも病に伏せるワタシがさらなる痛みを被るのは、変わらないはずなのだから。





自分は間違っていない!
この思いには本当に気をつけるべきだ。
自戒を込めてここに記したい。

間違いとか正しさじゃなく、
優しさ最優先に生きていきたい。

これはでも、過ちを看過すべきということではないし、
誰かに痛い思いをさせられても傷ついたままでいいということでもない。

矛盾してるようだけど💦

これは簡単に一言で言い切ってすませられるモノじゃない。

どんな場面でも、
目の前に起こっている出来事を静かに見つめる目をもってないといけないというコトかもしんない。

少なくとも、
自分が撒いたタネにより痛い思いをしてる人に、
飛び蹴りくらわすようなコトをしないように気をつけたいし、
自分と反対意見の人々に対して口汚い言葉を発しないようにしたい。

身から出たサビ。
まわりまわって自分が放ったものが還るのなら、
心して日々を丁寧に生きることで心地良い環境を自分でつくるようにしよう。

回り道のように見えても、
それが一番確実で最短の方法だと確信してる。