ケータリングというスタイルの面白さは、やはりライブ感に尽きる! 
私はご縁を得て、大きな予算のCM撮影のときに、
スタッフのための食事としてケータリングで呼ばれる仕事も時々頂いている。
今回はそんな、撮影現場のケータリングについて書きますね。。。

サントリー / ザ カクテルバー
ある晴れた日の読谷で、その撮影は行われた。
タレント扮するバーテンダーが、コンサートステージで躍りながらカクテルをつくる。。。
そんなイメージということで、本格的なステージの設営とオーディエンス役のエキストラを含めて
総勢120人分のケータリングのご注文でしたーっ!!
この数は、これまでで最高の人数です。。。

クライアントからのご注文は、なるべくお洒落に、そして沖縄の食材も入れてほしいとのこと。
120人ともなれば、予算も相当大きくなる。。。
おかげでいろんなメニューを用意することができた。

手作りのピタパンに Vegan ハンバーグ を合わせたサンドイッチや
ドラゴンフルーツなどの果物類などなど、デリだけで12種類作れました!
普段はお願いしないヘルプ要員も二人動員して、
朝早くから夜までケータリングしたのです。。。

そうそう、3分のCM作るのにどれだけの撮影時間がかかるものかご存じですか?!
一日に長いときで18時間!それを数日かけて撮影するのですよ。。。
数秒のシーンに何時間もかける世界。。。
現場の集中した空気は、痛いほどにピリピリしたものになります。。。

そして食事時間は、手が空いた者から食べるという感じになるので、
ケータリングする時間も必然的に長くなります。。。
この日も朝はやくから夜まで、私たちの仕事も長かったです。。。笑

撮影現場では、監督を筆頭にした完全なる人間ピラミッドが作られます。
それも独特の雰囲気。
そして、タレントさんに対する、ちやほやした待遇も独特。。。笑
まぁ、特別扱いに値するのかもしれませんが、ぶっちゃけ違和感感じちゃいますねぇ。。。(*^^*)

ケータリングに話を戻して。。。
撮影スタッフのためのケータリングという仕事現場で
たくさんのことを学びました。
その一つが演出!
料理はやはり、見た目がとても大切なものなんですよね。。。
例えば会議用テーブルにバナナの葉っぱなどをあしらうとか
お皿を工夫するとか、盛り付けも大切。。

味はもちろんですが、見た目にまず美味しくなければ
手が出ませんもんね。。。
それは通常の営業でも言えることですが、
食卓を華やかに演出するということも、
食を快楽として楽しむために必要なものなのです。

単に料理を並べるためのテーブルではなく、
ある世界観を表現するためのテーブルという捉え方にシフトしたのも、
CM撮影のケータリングによって得た、大切な学びです。。。

















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