ヴィーガンと肉食者の議論テーマでよくあるのが、
「食物連鎖なんだから人間が動物を殺して肉を食べるのは仕方ない」
という主張です。
人間は食物連鎖の頂点に立つ頂点捕食者なので、他の下等な動物を殺して食べるのは正当化されるとのことですが、これは誤り?正?
食物連鎖なんだから肉を食べるのは仕方ない?
答えは誤りです。
まず「食物連鎖」という用語は、特定の生息地の生産者が同じ生息地の消費者によって食べられるという自然の生態系を指します。
この食物連鎖という用語は人間による動物の消費を指すものではないです。
なぜなら、豚・牛・羊・鶏・犬・猫・魚等、その他食用動物が生産者である自然の生態系では、人間は消費者として存在しないからです。
動物の飼育、繁殖、搾取、屠殺等も全て自然ではないので正当化されないでしょう。
人間が食物の選択をするときに「食物連鎖」や「生命の循環」という言葉がよく使われるのは、知覚力のある動物の虐待虐殺を正当化するためだけです。
全く必要のない行為を都合よく正当化するため人間が作り出したものです。
自分たちが頂点にいるからこそ、下だと思われるものを搾取する権利があると信じこんでいます。
白人は黒人よりも優れている⇒人種差別
人間は動物よりも優れている⇒動物搾取
男は女よりも優れている⇒女性蔑視
この権利が人間にあり、周りを搾取すると考えるのは人間の傲慢さの象徴でしょう。
私達がいかに動物・同族の人間ですら大量に犠牲にして見下してきたかをよく表しています。
人間が過去犯してきた残虐行為は、自分の力を誇示するための思い込みでやっています。
お忙しい中、最後までお読み頂きありがとうございました。
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