雄雛の圧死を禁止、胚性別鑑別方法を導入ください
孵化場で孵化した雄雛は、その短い生涯、自分の親に一度も会うことがなく、生まれてまもなく殺されます。
卵を産まず、採卵業界の中で"生産性がない"と見なされるためです。
初生雛鑑別師よってオスとメスに分けられた後、雄はそのままベルトコンベヤに乗せられ、巨大コンテナの中に次々と落とされていきます。
仲間が上からふってきて、意識がある中で苦しみ、悶えながらやがて息絶えます。やがてそこには雄雛の屍の山が出来上がります。
あなたがスーパーで買う卵の裏にこんなストーリーがあったこと、知ってましたか?
世界ではこういったオスの殺処分という行為自体を廃止しようとする動きが顕著ですが、
日本ではまだこの問題について議論さえも行われていない状況です。
例えばイギリスでは人道的屠殺協会が出した、規範に沿った迅速かつ無痛といった理由からアルゴンガスによる処分が行われています。
しかし依然として日本ではオスひなを殺処分しなくても済む代替法への取り組みがゼロなだけではなく、雄雛にとって、より心身的負荷が少ない、屠殺法についても全く議論が行われていません。
海外ではオスを殺処分しなくて済む方法として、卵肉兼用の鶏種を飼養したり、生まれる前に性別鑑定をする取り組みなどが検討されています。
間違っても意識がある状態で熱湯に突っ込んで死なせたり、
生きたまま焼却炉に投げ込み燃やしたり等乱暴に扱ってはダメということですね(ただ残念ながらこのようなことが、各地で起きており、元生産者の方の内部告発によって知らされています.....これは氷山の一角にすぎません)。
ヒヨコや鶏を殺さない代替え案
ヴィーガンや厳格ベジタリアンになる。または卵、鶏肉を食べない。これに限ります。難しいのであれば、平飼い卵に切り替えてみる(平買いやオーガニックでも殺されるので注意)代替肉やプラントベースの食品が台頭してきた現在、必ずしも畜産物に依存する必要はなくなってきています。日本では2050年までに温室効果ガス0という目標が掲げられていますが、果たして達成可能なのでしょうか?
あまりにも安価に大量に出回る肉、卵、牛乳など、私達は動物を殺していることを全く意識することなく生活しているのが問題でしょう。
ひよこだけでなく、鳥インフルエンザで大量虐殺されてる鶏も忘れてはならないです。
ケージ飼育は疾病から鶏を守ったりはしないです。2020年度の鳥インフルエンザは
採卵鶏(育雛育成含む)での鳥インフルエンザ32件のうち、平飼いは0件。
鶏舎に窓がない「ウィンドレス鶏舎」に億単位で補助金を出してるが、
2020年度の採卵鶏の鳥インフルエンザの71.8%はウィンドレス鶏舎、6.2%はセミウィンドレス鶏舎で発生。窓をなくすことで、疾病から鶏を守ることはできないです。
人類が鶏肉、卵を辞める、または放牧とかを主流にして工場畜産を終了すれば、
鳥インフルエンザや人獣共通感染症の脅威は格段に減るのに、
大半の人がこの真理に気づけないのはなぜでしょう。
消費者が安い食品を購入する限り工場畜産は終了しないです。
ネット署名
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