ヴィーガンが嫌いな人の言い訳➀(伝統や文化だから仕方ない) | エシカルヴィーガン(畜産動物問題)

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ヴィーガンが嫌いな人の言い訳の1つ。

 

伝統や文化だから仕方ない

 

伝統や文化だから人や動物を虐待虐殺を正当化する意見です。

 

ヴィーガン・動物愛護・人権派を黙らせる言い訳でよく使われる言葉です。

 

なるほど。伝統や文化といえば一見理に適ってるように見えますが、

これは明らかに危険な思想と言えるでしょう。

 

虐待暴力正当化は凶悪犯罪者の思想

かつては奴隷制度女性蔑視が伝統とされてきましたが、正当化できるでしょうか?
ナチスが当たり前のようにホロコースト(大量殺戮)を行ってましたが、
伝統文化を口実にして暴力や虐殺を正当化できるものではないはずです。
 
ある地域では女性器の切除が伝統的に行われている事実は知っていますか?

 

「不衛生な環境で麻酔なしで行われることも多く、激痛と出血をともない、命を落とす女の子もいます。死に至らなくとも、感染症や出産への悪影響を引き起こし、強い恐怖が心の傷として残る場合もあります。」

 

 
音楽、ダンスを通じて異なる文化や生活分野に敬意を表することは可能。
 
しかし、なぜ嫌がる女の子の性器を切除したり、
愛すべき罪のない動物たちをなぶり殺しにして文化を祝う必要があるのでしょうか。
 
伝統という言い訳は、変化を抑止するために受け継がれてきたエゴでしょう。
 

動物だから仕方がない

人間の虐待殺戮は反対だが、動物は人間ではなく物だから権利がなく、
虐待してもいいという意見もあります。
 
動物への虐待殺戮を認めてしまうなら、
他人の飼っている大事な犬や猫をなぶり殺しにするのが正当化されます。
 

まとめ

日本のイルカ漁、韓国のボクナル犬肉祭、中国のユーリン犬肉祭等言い出したら切りがないのでこのへんにしておきます。

 
伝統を言い訳にする場合は
「罪のない女の子が女性器切除で死んだり(人間搾取)、日本のイルカ漁で罪のないイルカが虐待虐殺(動物搾取)」が正当化されるのかということです。
 
伝統文化で行われることは「無条件で何でも許される」的なことが世間では
不変の真理のようになっていますが、
 
伝統や文化で行われることが何でもありなら、
人間搾取の究極系である「奴隷制度」を復活してもいいということになります。
 
素晴らしい文化伝統は後世のために残すべきですが、
明らかな時代遅れの伝統文化は改善すべきでしょう。
 
ちなみに動物性食品を食べるということは、
動物だけでなく人間搾取にもつながっている事実をご存じですか?
そのあたりは時間があるときに書きます。

 

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