公道走行可能なレーシングタイヤ FIM世界的なエンデューロ選手権のレギュレーションに合致 | VeeRubber木下電機のブログ

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タイ王国から直輸入したVee Rubber社オフロードタイヤは自社農園の天然ゴムをたっぷり使用
いつも新しいタイヤでオフロードバイクを楽しんでください!

雷公道走行可能なレーシングタイヤとしてFIMエンデューロタイヤがあります。

トレールタイヤに比べるとブロックが小さく高く、オフロードでの走行安定性を重視した構造になっています。

写真はVRM-211Fをアドベンチャーバイクに装着した例です。

 

!ブロックタイヤの公道走行について気になったら詳細はこちらを参照してください

 

 

FIMエンデューロタイヤはレース後のコースが掘られすぎて修復困難にならないよう
ブロックの高さを13mmまでと、FIMが定めたレギュレーションです。
本来ならば路面の掘り具合を基準とすべきなのでしょうが、定量的比較が困難でブロックの高さを一応の基準としたものでしょう。
 

一般的なモトクロスタイヤのブロックは16mm程度の高さがあるので3mm程度ブロックが低いことになります。 またFIMエンデューロ選手権では泥濘地やサンド、岩場や舗装まで多彩な路面を競技として長距離走行するため各社コンパウンドやブロックパターンに工夫が見られますね。
 

うずまきFIMタイヤの主戦場、世界最大のエンデューロイベントISDEについてはこちらを読んでみてください。

 

グッFIMエンデューロタイヤにはメリットもあって
本来の目的である路面を掘りすぎないはもちろん、ブロックが低い分、ブロックのしなりが少なくハイスピード走行でカッチリとした乗り味が得られます。
モトクロスタイヤのように路面に合わせてタイヤを選択するのではなく、あらゆる路面で十分なパフォーマンスを発揮するようになっています。
(もちろんメーカーごとの思想の違いでバランスの違いはあります)

アセアセそしてデメリットですが

ブロックが低い分やはり泥吐きがよくないです。
悪天候時のマディー路面では、ホイールスピン気味にしてタイヤに詰まった泥を飛ばしながらの走行テックニックが必要になります。

そしてすぐ減る。

もともとブロックがMXやタイヤ比20%ぐらい低いので、ブロックの角が落ちただけですごく減った気になります。

レースではブロックの角が大事で、毎回新品を装着するためあまり問題になりません。 が、林道ツーリングなどで使用している方には気になるところですよね。

 

VeeRubberでは定番のVRM-211シリーズ
非常に条件の悪い深いマディーにはちょっと弱いです。
ですが全般的に乗りやすい特性なので一度試してみてください。

 


キラキラフロントタイヤVRM-211Fはコーナーなどで滑り出しが手応えでわかりやすく、転ばないように対処しやすいです。

 

VRM-211Bはちょっと太め MXタイヤでは110/100-18相当のサイズです。
超マディー以外大体の路面が走りやすいです。 相当いじめてもブロックがもげないのも特徴です。

 

VRM-211Rは細めのタイプ。 MXタイヤタイヤで100/100-18相当のサイズです。

これはマディーも強いほうです。

 

 

VRM-175 の太い方 深マディーには比較的強いです。 ややブロックが欠けやすくなります。

 

VRM-175 のこのサイズはMXタイヤの100/100-18サイズよりわずかに大きめです。
4st250ならマディーから舗装までこれ一本でよく走れます。
ラブラブ四国の林道むけに人気があります。


 

チョキVRM-211VRM-175のどちらも19インチサイズを用意しています。

 

 

 

右差し他メーカーのFIMエンデューロタイヤを比較してみてください。

(amazonで拾えたものを並べてみました、現在タイヤ品薄のようですべてのラインナップを提示できていません)

 

トータル性能ではやはりミシュランがピカイチだと思います。
お財布に余裕があったら是非試してみて下さい。