もう先週ですがMFJのエンデューロ選手権に1090ADVで出場してきました。
内地じゃ久しぶりのオープンエンデューロ開催ということで、主催者の方はエントリーが埋まるか心配していたようです。
なぜなら、公道を使うためいつも選手権で使っているバイクにナンバーはもちろん保安部品なんかもちゃんと機能するように取り付けておかないといけません。 今じゃ戦えるトレールバイクもないですし、外国EDレーサーを登録するのが現実的かな。 なのでこれまで選手権に出場していた選手にはハードルが高いのは確かです。
ところが蓋を開けたら承認クラスやLite'sに結構な数のトレールバイクや、ラリー系の方々がエントリーして80台の定員埋まり、逆に普段ナンバー付きでダート走行楽しんでいる方へのハードルが下がったんじゃないかと想像しました。
大会概要(JEC東日本エリア戦長野原大会)

大会概要(JEC東日本エリア戦長野原大会)

2019JEC東日本第3戦長野原大会のコース図
(テスト同士をつなぐルートはほとんど舗装道路です。 あとアサマレースウェイの中はダートのルートでした。)
(テスト同士をつなぐルートはほとんど舗装道路です。 あとアサマレースウェイの中はダートのルートでした。)
かく言う自分もアドヴェンチャーにナンバーあるし、アサマの火山灰のコースならウェットでも谷地になることはないでしょうから、他のエントラントのじゃまにならない程度に走行できると踏んでエントリーしました。

アドヴェンチャーのインパネと、バーパットに埋めたエアモニ
アドヴェなら保安部品は心配ないし、インパネに燃料計もあるし、時計もある。
朝イチの始動もインジェクションとセルで掛かりの心配がないので準備にはホント手間がかかっていません。
タイヤはチューブレスで装着したので空気圧だけ見るようにして、携帯工具にはチューブレス用のパンク修理キットを入れておきました。 これでよっぽど大きなタイヤの裂けでもない限り補修してピットまで帰れるはず。
タイヤはフロントにVRM-211R 120/80-19 リアにVRM-109R 4.60-17を装着しました。
レギュレーションではリアタイヤにFIMタイヤを要求されているのですが、17インチのものがないので公道走行可能タイヤであれば良いとの回答を主催から得ています。
レギュレーションではリアタイヤにFIMタイヤを要求されているのですが、17インチのものがないので公道走行可能タイヤであれば良いとの回答を主催から得ています。


リアのVRM-109 4.60-17 フロントのVRM-211R 120/80-19
で、朝イチに車検を受けて

パルクフェルメにin


ガードのあたりに引っ掛けてあるタイダウンはいざというときのレスキュー用です。
ほんとにヤバイときは複数人で引っ張って貰う必要があるので、そのための準備です。
自分の時間が来たらタイムカードをもらいつつパルクフェルメに入って
順次時間とともに数台ずつスタート
ほんとにヤバイときは複数人で引っ張って貰う必要があるので、そのための準備です。
自分の時間が来たらタイムカードをもらいつつパルクフェルメに入って

順次時間とともに数台ずつスタート

TC1までは時間設定的には数分しか余裕がなかったので、途中でアイスを食べたりコーヒー飲んだりはできませんでした。 レースの進行もありますがもうちょっと余裕があっても良かったかな。

アサマレースウェイのTC1を抜けたらまずはルート。
朝まで雨が降っていたので水たまりもあったのですが、ぬかるみはないのでスムーズにクリア

で、いつものアサマをうりゃ~っとタイムアタックして


そういえば一箇所ワダチ出来てきていていやだったな~

ハマっちゃうと嫌なので避けて走ります。
2つ目のテストは鬼押出しのすぐ麓なのでスキー場ほどではないですがちょっと傾斜があります。

アサマレースウェイに比べるとちょっとスリッピーで細かいコーナーも多くアドヴェンチャーではなかなかタイム出せませんでした。やはり車重があるので細かいコーナー後速度の落ちたところから、坂を登ってゆくのがなかなか速度が乗らなくてもどかしかったです。
ワダチができやすかった路面だったのですが、EDマシンの作るワダチはコーナーRが小さくて曲がりきれなかったり深すぎるのでなるべくワダチに入らないようなオリジナルラインで走っていました。
当日撮影した写真のリンクです。
こちらは公式写真
2つあるどちらのテストも大体3分ぐらい、ここのタイムが競技になります。
1時間のうち6分を真面目に走るだけなので、体力的には割と余裕がありました。
でもインターバルトレーニングみたいなものでとにかくお腹が空く><
この日は5食位食べてます。
(1周目パドックに戻ってきてから会場内ケータリングのカレーライスを注文してバクバク。 パドックを出たらまたしばらくルートなので消化する時間はありました)
そういや、ほとんど筋肉痛にはなりませんでしたね。
リザルト(JEC公式ページ)
出場したクラスはNBで順位は20位、流石に上位を目指すのは厳しいですね^^;
なれたアサマのテストではまあまあのタイムが出ましたが、浅間園のテストはボロボロです。ちょっと悔しい。
ビッグオフロードバイクでJEC長野原大会に出るのは結構チャレンジングだと思います。
何度も転倒して、バイク起こすのに手間取るとタイムはもちろんボロボロになるし、遅着もあるでしょうね。
まずは転倒しないで走れること、転倒してもすぐ起こせることが大事だと思います。
ここをクリアできればビッグオフでも完走できるんじゃないかな?
たぶん790ADVRならもっと楽に走れるはず。
HP2EDも十分行けるでしょう。
興味が持てましたらぜひチャレンジしてみて下さい!