5月は晴れた日がないのではというくらい天候不順だったドイツ。ようやく良い天気に恵まれた爽やかな土曜日、ケルンで開催されているワインフェスタに行ってきました。

 

 

ノイマルクト広場というケルン中央駅から地下鉄で二駅の場所、地下鉄を降りるとこのような囲いがありました。

 

回り込むとこんな感じです。広場の両サイドにワイナリーと軽食のスタンドが並び、中央部分はテーブルとベンチが並んでいます。ワイナリーは26蔵、ドイツ各地から参加していました。

 

午後2時半からかなりの混雑、22時までやっているようでした。

 

この青空の下で飲むのは最高ですよね。


この日は変わった葡萄からのワインを探してみました。Bluetenduft、聞いたことないと思ったら、葡萄の名前ではなかったみたいです。花の香り、という意味でした。知らなくて当たり前だったか。

 

リースリングとゲヴェルツトラミナールのブレンドだったみたいです。確かに香りの良い、でもすっきりしたワインでした。

 

ワインのスタンドで立ち飲みしても、中央のテーブルでおつまみ買ってきて飲んでも良いようです。グラス(小だと100ccほど)3.5ユーロにグラス保証金3ユーロ、これはお店に戻すと返金してくれます。

 

Naheのワイナリーで、Rivanerの中辛口を。ミュラー・トロガウをドイツではこう呼ぶそうです。

珍しい品種狙いなのに、二つ連続でメジャー品種でした…。

 

気を取り直して(?)、Wuerttemberg(シュトットガルト近辺)の赤を。品種はLemberger。

これはメジャー品種ではないと思います。中欧各地でいろんな名前で呼ばれているとか。

 

100ccずつとはいえ、酔いを感じてきました。電車の時間(往路の混雑に恐れをなして、Flixtrainをケルンに着いたところで予約していました。6€だったし)も気にしながらそろそろ締めようと思います。

Siegerrebeという品種の甘口(アウスレーゼ)を。産地は比較的安価なワインが多いラインヘッセン。

これも聞きなれない品種です。デザートワインに近いですが、シロップみたいな甘さでなく、いい感じの甘さです。

帰宅して調べたらゲヴェルツトラミネールに近い品種のようです。

 

これで切り上げるつもりだったのですが、電車の時間調整で、もう一杯(1時間半で5杯は飲みすぎ…)。

これもラインヘッセンの蔵で、ゲヴェルツを頂きました。

 

飲むのは諦めたのですが、ラベルが新しい感じの蔵の店。伝統的なワイン祭りにあるようなスタンドでなく作りも

オシャレな感じです。モーゼルのワイナリー。

 

思わずエチケット買いしてしまいそうな、ラインヘッセンのワイナリー。

ホームページもオシャレです。

 

  


ちょっと飲みすぎてしまったけど、3-4€/グラスでいろんな珍しい品種も試せて、楽しめました。

やはり天気がいいと気分もいいし、楽しい土曜の午後でした。