市街地はこじんまりとしていて、テルメ以外だったら余裕の徒歩圏内。
クリスマス市の時期の、有名なマーケットが立つ採石場跡の洞窟もめぐることができるみたいです。
まずはお昼ご飯を食べに歩行者天国になっている中心地へ。城壁を通って入ります。
石畳の通りにカフェやレストランがいっぱい。12時前だったので開店したばっかりの雰囲気の店が多かったです。
看板に出ていたアスパラガスの絵につられてそのうちの一つに。
ノンアルビールを注文します。これはリンブルグの地ビールのノンアル。ベルギービールと同じような作りのエールタイプだと思います。
少し前に食べたのはオランデーズソースでしたが、この店はバターソース一択。
ハム付きにしました。ほかにサーモンとかあとロブスター付き(これは高いはず)も選べました。
周りを見ると、オランダ風のオープンサンドを頼んでいる人が多く、アスパラガスはいなかったかも。
ほとんど水分と繊維質のはずですが、なにせ量があるのでおなか一杯になります。
せっかく来たので歩いて数分の市立洞窟(Gemeentegrot)に行ってみます。1時間に1本、洞窟内を列車みたいな乗り物でめぐることができ(歩きのガイドツアーもあり)、乗り物ツアーの所要時間は30分。
音声明瞭なガイド付きなのですが、残念ながらオランダ語でさっぱりわかりません。
採石場の坑道のはずですが、シェルターとしても使う用途があるようです。内部は12度とかなり寒いので実際どこまで利用できたのかは不明ですが途中、〷名収容と書いた小部屋が続き、トイレやシャワールームも洞窟内に作られていました。
こういったいまいち謎な彫刻が各所に。
思いのほか楽しかったですが寒かった…。
洞窟から歩いて1分の城跡にも行ってみました。
ファルケンブルグ城というと、ドイツにある世界遺産と同名のようで。こちらは廃墟となっています。
山城はオランダ内でここが唯一なのだとか。
このお城が廃墟になったのは城主自らが攻撃を受けるまでに退却するにあたって破壊したとのことで、軍事力がさほどない、しかし山城だから敵に使われるのは先々困るという判断だったのでしょうか。
ここはチャペルがあった場所。
丘の上から町を見下ろすことができます。
逆側は丘陵地帯ののんびりとした風景。
再びメインの通りに。午後になって人でが多くなってきました。
他にもリフトで丘の上に上がれたり見どころもあるようです。観光にこれだけ栄えた観光地があったとは。鉄道もローカル線は通っているようでした。